GMヨーロッパがプジョー・シトロエンに吸収合併 GMヨーロッパがプジョー・シトロエンに吸収合併フランスからの報道によればGMヨーロッパがプジョー・シトロエンに吸収合併されることになるという。
レポートによれば、ヴォグゾール/オペルが、プジョー・シトロエンの傘下になるということだ。
GMはこのジョイント・ベンチャーの30%の株式を保有し、将来の製品開発のために62億ポンド(7,800億円)を注入するという。
オートモティブ・ニュース・ヨーロッパによれば、この試案は、PSAとGMの幾つかのアイディアのうちのひとつで、中にはPSAがオペルを買収する案、またGMがPSAの自動車部門を買収する案もあったという。
今のところ、GMもPSAも一切の情報をリークしていない。
現在、GMヨーロッパとPSAの間では、インシグニアとC5/408、ルノーのサブブランド、ダチアに対抗するモデルの開発、スーパーエコノミーなスーパーミニ、そしてコンパクトSUVといった部門でのジョイントがある。
PSAとGMヨーロッパのジョイント・ベンチャーについては、フランス側が70%の株式を持つということに、フランス政府が抵抗を見せるかもしれないという人もいるが、PSAを危機から救うためには、これ以外の方法がないとする声が大きい。
GMヨーロッパも、PSAもヨーロッパ市場での急激な売上低下によって、巨額のマイナスを計上している。
GMヨーロッパは、2012年に10億ポンド(1,260億円)の赤字を計上することになろう。
一方、PSAも毎月1億6100万ポンド(200億円)の損失を出しているといわれている。
負け組同士連合組んでも、やっぱり負け?
ダチア
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