ジャマイカって人口が少ない国なのに、どうしてあんなに世界レベルの陸上選手を輩出出来るのでしょうか？遺伝子レベルで運動能力の高い民族なのでしょうか！？

おやおや、ジャマイカの歴代金メダリストクラスのアスリートの専門科学的なデータでいささか恐縮ですが………。
NHKの人間の限界ミラクルボディーというシリーズの番組で、アサファ・パウエル選手や今回のモスクワ世界陸上で大活躍したウサイン・ボルト選手のトレーニング風景やフォームを最新スポーツ科学で（CG、MRI画像、ハイスピードカメラ、モーションキャプチャーを駆使しつつ）解析した番組がありました。
アサファ・パウエル選手篇では、お互い鍛えあげられた体幹部などはそこまで差が無いものの、下腹部奥のインナーマッスル腸腰筋が日本代表（当時）A選手より倍近く太いこと。
坂道ダッシュを繰り返すことで、爆発的スタートを鍛えていること。
精神面に未熟さ、肉体面に無駄な力み、すなわち過剰な緊張感が見えること。
ウサイン・ボルト選手篇なら、肉体的ハンデを抱えつつ正にそれを反骨心、精神的バックボーンに変えて骨盤から体幹軸を蛇かウナギもしくは、トカゲみたいにクネクネ∫ウネウネ∬させることで今回のような脅威のスピードを産んでいること、最新トレーニング理論に乗っ取ってハムストリングスに特に気を配りつつ全身の協調性、連動性・つながり、しなやかさを重視した筋力強化トレーニングをしていること、パウエルのスターティングフォームを理想として徹底した反復練習していることがクローズアップされていました。
黒人と我々モンゴロイドの身体的特徴考慮にいれたとしても、トップクラスのアスリートがどのようなトレーニングをし、どのようなフォームのメカニズムで走っているか、どんなメンタリティ、すなわち精神状態で走っているか、言い換えるならば、走りの極意を知っておくかのメリットは計り知れないと思うので、勉強とトレーニングの合間に、ハイレヴォなイメトレ、綿密な情報収集がてら陸上短距離関係者はYouTubeなどで丹念に何度も試聴されて身体に写し込むよう参考にされてははいかがでしょう http://www.ultimatebody.jp/bolt_anime.html http://m.pideo.net/video/nicovideo/d685b1aa12aebb86/ ://m.pideo.net/video/nicovideo/dbd8d9b99c4e37e3/ http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=piey01&prgid=51218622&cate=04