匿名さん
NV200ニューヨークタクシー N.Y.の次世代タクシー(通称:イエローキャブ)に日産の「NV200」が決定されたことはすでに皆様ご存知かと思いますが、N.Y.では2005年ごろからそれまでのクラウンビクトリアに代わってプリウスなどのハイブリッドカーを積極的に導入していますし、2007年には市長のブルームバーグが「近年までに全数をハイブリッドカーにする」と宣言しました。
「店舗内全面禁煙」や「砂糖の入った飲料の販売禁止」など徹底した(悪く言えば「偏屈な」)戦略を打ち立てたブルームバーグですが、今回採用されたNV200は国産(アメリカ)車はおろか、ハイブリッドカーでもありません(将来的にEVの設定はあるようですが)。
「公約を守らなかった」といえば言い過ぎかもしれませんが、日産の緻密な戦略は最終コンペに残ったカルサンやフォードはもとより、ブルームバーグにも勝ったといえますでしょうか? どっちにしろ、N.Y.の街を日本メーカーのタクシーウヨウヨと走る姿は痛快だと思いますが。