MDFは水分に弱い素材です。
従って、防水対策をしていない状態でのドア設置には向かないです。
金属であろうと木製であろうと目的は不要な振動を抑えるのが 目的ですよね。
既製品のスピーカーボックスを見てもわかるように、おおよそ スピーカーの径の10%厚です。
10cmなら10mm、16cmなら16mm、30cmなら30mm といった具合です。
ちゃんとスピーカーを機能させるのに必要と言うことです。
しかし、車のドアの鉄板はそんなに厚くないです。
せめて取り付け位置だけでも振動を抑えようという慰めです。
ですから劇的には変わりません。
スピーカーケーブルはホームセンターで入手出来るAE線がいいです。
撚線ではなく単線。
1mあたり100円~140円程度です。
(サイズは1.25か1.6mm) 配線が手間ですが、アンプからスピーカーまですべてAE線にすれば 変化は感じると思います。
デッドニングですが、基本的に今の車は鉄板が薄いです。
スピーカーのボックスとして考えて場合、こんなに適していない 状態はありません。
振動しまくりです。
デッドニングがささやかれはじめのころは鉛シートが多く売られて いましたが、重さの問題があり現在は影をひそめていますが 効果は絶大です。
現在も建材関係なら大きな鉛シートはありますので 重さを気にしない(衝突安全性がどう変わるのかは知りません)なら 鉛シートを使えば激変します。
簡単な説明ですと、昔のアメ車と日本車に同じスピーカー(デッキ含む) を付けたら、圧倒的にアメ車のほうが音がいいのです。
そういうことです。
車のオーディオに関しては、車自体にどんな細工を施すか どんな理にかなった配線や加工をするかの方が、社外品の どんなデッキやアンプ、スピーカーより大きく影響することを お忘れなきよう。