こんばんは。
ラグビーで、その国の代表選手になるには、必ずしもその国の国籍が必要なわけではありません。
国籍がなくても、他の国・地域の代表経験がなく、 (1)本人が日本生まれ (2)両親か祖父母の1人が日本生まれ (3)本人が3年以上続けて日本在住 のいずれかの条件を満たすのであれば、日本代表になれます。
(むろん、日本国籍があれば何の問題もない) 現日本代表ですが、メンバー31人中、11人が純正日本人ではなく、外国にルーツを持ち、帰化するなどして日本国籍を取得した日本人か、外国人選手となっています。
<外国出身だが、日本に帰化した選手> トンプソン・ルーク、ツイ・ヘンドリック、リーチ・マイケル: ラグビー王国のニュージーランド出身です。
ホラニ・龍・コラニアシ: トンガ出身です。
(1)の例 なし (2)の例 松島幸太朗: もろに日本人名ですが、彼の父親はジンバブエ人、母は日本人のハーフです。
出身は南アフリカですが、その後来日し、高校は名門の桐蔭学園(神奈川)でした。
(3)の例 カーン・ヘスケス: ニュージーランド生まれですが、2010年から福岡サニックスブルースでプレー中です。
マレ・サウ: ニュージーランド生まれのサモア人です。
7年前から日本でプレー中です。
ですから、(1)の出身国を優先したらニュージーランド代表、(2)の両親祖父母の出身国を優先したらサモア代表、(3)の3年以上継続している居住国を優先したら日本代表、と3か国の代表になれる可能性がありました。
アマナキ・レレィ・マフィ: トンガ生まれ、トンガ国籍ですが、大学は日本です(花園大学)。
実は年代別のトンガ代表に選出されたことがありますが、フル代表では母国ではなく日本を選択しました(他の国・地域の代表経験がない、というのはフル代表のことです)。
ところで、上記規定ですが、 元々、移民した、親の都合で外国生活をしていた、留学・就職した等々、何らかの事情で元の国で生活していない選手が、現在住んでいる土地でもプレーできるように、という配慮から生まれたものだそうです。
したがって、概ねどこの国の代表でも、少なからず異なる国にルーツを持つ選手はいますよ。