MTは様々発見が有るので面白いでしょう。
自分自身で発見出来、確認も出来るのが良いですよ! さて、シフトレバーを操作してつながっているギアからニュートラルにするとき一番邪魔になるのは、ギアにかかっている力です。
この力は車輪側のギアとエンジン側のギアの本来の回転数違いをギアを介して同じにするためギアとギアの歯に強い力が発生します。
このためエンジンをクラッチで切り離すと、ギアにかかる力が弱まり、つながっている車輪側のギアからエンジン側のギアを抜くことが可能になります。
要は、ギアの歯に余計な力さえ加わっていなければ、ギアは抜けるのです。
人為的にこの状態をクラッチをつないだままでも作れます。
加速中、巡航中ならアクセルを僅かに戻してやった瞬間に、ギアに力が加わらない状態が出来ます。
このタイミングならクラッチを切っているのと同じです。
アクセルを完全に戻した状態でも、ブレーキを僅かに踏むと、ギアに力がかからなくなるので、同様にギアは簡単に抜けますよ。
ギア鳴りはギアを抜くときには発生しません。
シフトレバーを目的のギアに押し込む時に、車輪側のギアとエンジン側のギアの回転数の差が大きすぎてギアの回転数を同調させる装置シンクロメッシュが間に合わない時のギアの回転差によるものです。
クラッチを切っていても、ミッション内部ではいくつかのシャフトとギアが回転しており、目的ギアにエンジンがつながっていなくてもエンジン側のシャフトは慣性によって少しずつ回転数を落としながらも回転し続けています。
このシャフトの回転数を目的ギアの回転数に同調させる装置がシンクロメッシュです。
普通の状態であれば、クラッチを踏まずにアクセルを戻しただけでギアを引っこ抜いて何ら問題はありません。
実際に0.2秒ぐらいでシフトアップするときは、クラッチを切るタイミングと上のギアにシフトレバーを押し込むタイミングがほぼ同時ですから、クラッチを切る前にギアを抜いていなければなりません。
多分ノンクラッチシフトのことかと思うのですが、現在の殆どの市販車では、シフトレバーを目的ギアに押し当てると、シンクロメッシュがシフトレバーを介してシフトタイミングの情報を伝えてきますので、少し慣れれば誰でも割と容易に出来るようになるのではないかと思います。
(ただし、S660を除いたミッドシップの3速は止めといた方が良いと思います。
これだけは別物です。
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