■応援Tシャツが無地のものしか出ておらず… これはワールドカップに限った話ではありません。
選手名&背番号の入ったいわゆる「レプリカ・ユニフォーム」というものを、ミズノや新宿のGALLERY2というスポーツ店が限定的に販売しただけです。
従いまして、プロ野球やサッカーは応援するチームのユニフォームを着て観戦する人が多いのに対し、バレーボールではほとんど見られません。
レプリカ・ユニフォームは人気向上と販売収益の両面から、非常に効果の大きいツールと考えられるのに、なぜ大々的に製作・販売しないのか非常に不思議です。
これに限らず、日本バレーボール協会は底辺からのバレーボール競技人口の拡大や、V・リーグの人気向上、全日本の強化といった点で、私の目には全くの無策のように感じてしまいます。
川淵三郎氏のような存在が現れないものでしょうか。
全日本女子監督勇退後の眞鍋正義氏に期待しますか。
■大会直前にメンバーの入れ替えってあるんでしょうか? 入れ替えはあります。
今年度の「全日本登録選手」として以下の28名が選ばれています。
http://www.jva.or.jp/index.php/international/hinotori_nippon/ この中から14名が「ワールドカップ登録選手」として選出されます。
今年これまで開催されたモントルーバレーマスターズ、ワールドグランプリという2つの大会は、今年の集大成であるワールドカップに向けての、練習・選考試合、前哨戦という位置づけですので、それらの大会で起用した選手たちの調子や能力をみて、現時点で最強のメンバーをそろえてワールドカップに臨みます。
一番の注目は荒木絵里香の登録があるかどうかです。
ロンドン五輪で銅メダルに導いたキャプテンで、結婚・出産後現役復帰したV・リーグでは、MBとして最も優秀な成績を収めました。
その荒木が「全日本登録選手」に選出されながら、ここまで全く試合に出場していません。
体調が万全ではないのか気にかかるところです。
また今年全日本シニアに初選出され、WGPで活躍のあった10代の2人、古賀紗理那、宮部藍梨が登録されるかどうかも注目です。