その通りです。
「同じだ」とか仰ってる方、ホントに乗り比べた事、あんのかな?? 大きな要因は、「ノンスナッチスピードが高い」、この一言に尽きます。
詳しくはググって勉強して下さい。
なので、「公道ではまともにアクセルを開けられない」とかについては、ツインでもマルチでも同じです。
どちらかと言うと、それとは「逆の話=極低速域、立ち上がり」で、乗り難いんです。
なので、サーキット走行なんかでは、「乗り難い」と言う評価は出て来ないと思いますが、SSと言えども、一般道で走る分には、その大半が、「フツウのクルマ等と同じ速度域」で走りますよね? 「その速度域」でなら、ツインの「ネガ」が頻繁に出てくるので、「乗り難い」となる訳です。
因みに、ワタシは某スズキの古いリッターVツインSSなんですが、そのお陰で、油断するとすぐエンストします。
急な登りのヘアピン連続峠道なんかでは、友人のマルチSSが3速キープでサラリと走っているのに、ワタシは必死で1,2,3辺りをガチャガチャシフトチェンジするか、半クラを多用して走らないといけません・・・ まるで「2ST250か?」と思えるほどです・・・。
しかし、最近のマルチSSはヒジョーに乗り易過ぎて、峠や一般公道を常人が走る程度の走り方では、退屈で面白くありません・・・。
完全に「乗せられてる」感じです。
私は、15年前、最新SS(リニューアルした新型GSX-R1000)を購入して乗ったのですが・・・ 全く面白くなくて、「ああ、こりゃ、サーキットでも走らないと、この程度の走り方(フツウに峠を楽しむ程度)では、このバイクの面白さは味わえんな・・・」と、諦めました。
以降、最新マルチSSは買ってません。
因みに、行きつけのバイク屋はCB系がメインのショップなんですが、そこの店長(草レース好き)が、ワタシのVツインに乗ってみて、「なんじゃこりゃ?リッターSSなのに、こんなに乗り難いバイクの存在意義が判らん!!」と、言ってました・・・。