背が高い車、ミニバンが多いのは、今の流行です。
過去の車の流行を振り返ると、セダンが多かった時、クロカン(ランドクルーザーやパジェロなど)が多かった時、ステーションワゴン(レガシィワゴンやカルディナなど)が多かった時など、その時代によって流行の車がありました。
その流行が、現在はミニバンです。
そのため、10年~20年もたてば、当然流行は変わるので、現在のようにミニバンが街にあふれている光景はなくなります。
自動車メーカーは、意図的に流行を変えることで、ユーザーの購買意欲が増すように考えています。
いつまでも同じタイプの車を作り続けると、似たような中古車が大量に出回り、新車の売れ行きが悪くなるので、意図的に流行を変えて新車を売る作戦です。
この販売手段は、自動車業界に限らず、ファッション業界や家電業界でも行われています。
現在、ユーザーがもっとも敏感で、自動車メーカーに求められていることは、燃費の良さであることは間違いありません。
ハイブリッドカーが急激に普及したことから、いかにユーザーが燃費に敏感なのか分かります。
そう考えると、燃費ではクロカンの次に不利なミニバンは、長くブームが続くとも思えず、さらに背が高いために乗り心地も不利、旋回性能などの車としての運動性も不利で、セダンやステーションワゴンに比べると弱点が多いこともあり、早ければ10年以内にミニバンブームは終わり、燃費や乗り心地や運動性に有利なタイプが次の流行になると思います。
しかし、燃費の良さを追求すると、アクアのような小型ハッチバックや、セダンタイプになるので、燃費と実用性のバランスが取りやすいステーションワゴンが再び注目されるようになるか、または過去にはない新たなタイプの車が登場するかもしれません。
ひとつ言える事は、燃費に圧倒的に不利なクロカンが再び脚光を浴びることはないでしょう。
スポーツタイプの車も燃費に不利なので、見た目だけスポーツタイプ(なんちゃってスポーツカー)はあっても、本気のスポーツカーがはやる事はないでしょう。
あるとしたら、世界情勢の変化で、ガソリン価格が暴落して、燃費を気にする必要がなくなった時かもしれません。
軽自動車は、普通車と同様に考えることはできません。
軽自動車はサイズが決められているので、普通車のようなセダンやステーションワゴンを成立させることができないので、流行の影響をあまり受けず、従来のハイトワゴンがしばらくの間は続くと思います。
10~20年先には、普通車は背の高い車は減り、軽自動車は背が高いのが当たり前…という時代になっているかもしれません。