NDロードスターの開発にまつわる話によると、NDロードスターには二種類あります。
低速スペシャル:NAが持つ、低速(80km/h以下)でのコーナリングが得意な特性で、リアを大きくロールさせることで、ターンインからリアの接地性を高めるチューニング →リアスタビなし、リアの補強版削除、軽量化したグレードS ★このモデルが初代NAの正当な後継モデル。
中速版:日本以外の地域を考慮した、直進安定性を高め、緩やかに続く高速コーナも安定して走行可能な設定。
ロールは低速スペシャルよりは発生が遅くなるように設定され、前後共に同等レベルのロールをする海外向けの設定 →リアスタビあり、リア補強版あり。
S以外のグレード (NR-Aは、中速版ベースだがセッティングが異なる。
特製は低速版と中速版の中間) ★このモデルは、NDとして作られたモデル。
ですので、SだけがNA(初代)に近く、S以外は他のNB,NCとも違う別の乗り物です。
RFは幌車とは全く別の車種だと思った方が良いです。
NCと排気量だけは近いですが、両車のコンセプトは異なります。
RFは、リア荷重中心で曲がるFR車の設定になっており、フロント過重重視のマツダ設定とは異なる設定をされており、中速版をベースに機敏差を失わせた代わりに、スタビリティを与えています。
マツダのFRの中ではRFに似た特製の設定をしたクルマは見当たらないですので、どの車の後継でもないと思います。
単純に、ワインディングやジムカーナをするならば、クルマの向きを自由に変えられる幌車の方が断然楽しいです。
RFはコーナリングのフォームを保ち、自分が予定した軌道を滑らかに走らせることを楽しむクルマです。
利便性や恰好もRFの売り物ですが、走る楽しみ方が幌車とRFでは異なります。