先日、タクシーの運転手から聞いた話なのですが、免許センターの実技試験で一発免許を受け

先日、タクシーの運転手から聞いた話なのですが、免許センターの実技試験で一発免許を受け

匿名さん

先日、タクシーの運転手から聞いた話なのですが、免許センターの実技試験で一発免許を受けるとほぼ落ちると聞きますが、免許センターで不合格にして教習所に通わせるように免許センターと教習所が連携していると言っ ていましたが、実際どうなのでしょうか? 教習所では駐車に五分もかかり路地でエンストしていた子も受かっていましたし、卒検で落ちたという話はほとんど聞かないので気になりました(TT)

連携などしていません。
教習所が儲かっても免許センター側には特にメリットが無いですからね。
運転免許試験と言うのは「安全な運転者である事を証明する」試験です。
ですから運転免許試験場での技能試験はコレを実際の運転を通して示さなければならず、当然その為には高い運転技能と経験が必要になります。
ですがコレって矛盾ですよね。
免許を取るための試験なのに、走り込まなければ合格しないのです。
そこで創設されたのが指定教習所制度。
警察庁が策定する教習カリキュラムを修了すると、「安全運転教育を受けた運転者」と言う実績が伴います。
また技能教習の中で上記の安全な運転者としての運転方法について何十時限も指導を受けますから、試験本番ではそれらを追認する試験を実施します。
良く採点基準が違うと言う人がいますが、それは明確に誤りです。
採点基準は試験場であろうとも、教習所の卒業検定であろうとも変わりません。
ただ違うのは卒業検定の中では教習を通しての実績を反映させると言う事です。
それがどういう事かと言うと、以下の話になります。
採点基準に触れる方は多いですが、たぶん多くの方が中身を見たことが無いかと思います。
項目名は知っていても、中身までは知らないでしょうね。
多くの基準には魔法の言葉「おおむね」が付いています。
例えば左折の際の左寄せは「おおむね1m以下」であったり、右左折の合図については「おおむね30m手前」であったりと、基準は明確ですが運用は幅を持たせてあるのです。
つまりそれぞれの採点基準は安全運転に必要な要素の1つであり、行為そのものではなく意味を理解しているかどうかが重要なのです。
我々指導員や検定員は経験がありますから、運転者の動きを通して見ればその辺の違いは見えるのです。
分かって寄せているのか、それとも結果的に寄ったのか、教習原簿に記載している申し送りの状況とも合わせて判断します。
例えば左に寄せる意味が分かっていても、諸事の事情から1m以下まで寄せきれなかった場合・・・これは減点を採らない場合があります。
「おおむね1m以下」ですから採点基準は満たしています。
ですが同様の状況でもそれ以前の動きから理解が足りないと判断出来る場合には「おおむね1m以下」では無いため減点します。
つまり検定員は教習生の持つポテンシャルや教習の実施状況から、この「おおむね」の幅を変えているのです。
基準時限数を何十時限と超過するようなポテンシャルの低い子でも、その子の成長限界が見えれば「おおむね」の幅を緩くして目を瞑ります。
ですがもちろん一見スムーズに運転していても、潜在的に危険な子を送り出すわけにはいきません。
その辺のさじ加減が「みなし公務員」として検定員に求められる幅なのです。
業界人より

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匿名さん

先日、タクシーの運転手から聞いた話なのですが、免許センターの実技試験で一発免許を受けるとほぼ落ちると聞きますが、免許センターで不合格にして教習所に通わせるように免許センターと教習所が連携していると言っ ていましたが、実際どうなのでしょうか? 教習所では駐車に五分もかかり路地でエンストしていた子も受かっていましたし、卒検で落ちたという話はほとんど聞かないので気になりました(TT)

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