CMはウザいです。
デザインのレベルは、FF最初のジェミニ、初代ミラージュはいいところまで行ってますが、ポロは、おっしゃる車より、はるかに高いところにあると思います。
おっしゃるように、特徴が無く、シンプルです。
ただ、それが売りです。
代わりにネガがありません。
デザインは数値化できず、難しいのですが、35年も毎日車の雑誌を見て、道行く車、1台1台のデザインの観察をしているとだんだんわかってきます。
ただ、こうしていると、デザインが許せない車が増え続け、ある意味不幸になりますが。
動力性能としては、直噴ターボエンジンとDSGをこのクラスに用いたことが最大のメリットです。
国内メーカーは、コストがかかりすぎて、手を出せませんでした。
ホンダがフィットからハイブリッドにDSGを使いましたが、開発を欧州メーカーに丸投げし、自社で手に負えなくなり、あんなにリコールを繰り返したのは報道のとおりです。
一度、DSGの車に乗ると、CVT車のラバーバンドフィールは耐えがたくなります。
燃費も、数値上は、国産車が良いかもしれません。
ただ、国産車はJC08専用チューンのCVTで、燃費が落ちる変速を最小限にし、燃費が最もよくなるエンジンの回転域で計測できるようにソフトウェアでチューンしますから、数値上良くなります。
DSGは無段変速でありませんから、CVTのように、JC08チューンが細かくできません。
また、日本の燃費モードに合わせてVWが最初から開発しませんから、カタログ燃費は、国産車より不利になります。
ボディの作りも違います。
わかりやすい例として、今度、黒、紺以外のポロを見たら、ルーフの左右を見てください。
ほとんどの国産車は、側面とルーフの境界に、ゴムの直線で、逃げを作っています。
ポロは、そこが溶接されています。
また、あまり報道されませんがWRCでの連勝も魅力です。