以前、前後のブレーキバランスが悪かったため、パッドの表面を削り落として接地面積を徐々に減らしながら調整を試みたのですが、ペダルの踏み込む力が同じなら、キャリパーのシリンダーに掛る油圧も同じだから、パッドを削ってローターと接触する面積を小さくすれば、1㎠当たりの面圧は高くなるため、効き味は思ったほど低下はありませんでした。
但し、ペダルの間隔は変化が見られ、ローターとパッドのタッチが少しクッションが掛かったようにぼやけてしまいましたね。
制動力に余り差が発生しなかったのは、ブレーキングが甘かったためで、速度を上げてフルブレーキングを繰り返し行っていたら、パッドの表面が沸点まで上がってしまい、表面がガスってフェード現象が発生し、殆ど減速が出来ないくらいに制動力が悪化しました。
その時削り落とした面積は、30%くらいだったと思います。
つまり、ペダルのタッチと消耗の早さは変化しますが、一定の強さだと制動力の変化は少なく、過剰なブレーキングでは発熱量が増して、パッドがフェードするといった結果になりました。
制動力を高くする為にはローターを大きくするのが最も有効でしょうね。
バイクなどはマスターシリンダーの内径を変えて、レバーのタッチを好みに変える場合も多いかと思います。