whiteroom001さんの意見をなぞる形になりますが、 可夢偉は能力よりも金銭の不足で消えていった典型なので、 GP2でどれだけ成績を残しても関係ありません。
そもそもF1に上がるまえにGP2アジアのチャンピオンは取得しているので、 それを獲ったからと言って評価が上がりはしません。
「F1のシートはオークション」とは以前から言われていたことですが、 最近では「GP2のシートもオークション」と言われているそうです。
更にアベノミクスによる円安で1ドル80円⇒1ドル120円へ変動し、 今まで例えば、10億でシートが買えたとしたら15億必要ということ。
要はドル建て商売で、円安による輸出で大儲けしている会社が立ち上がってくれないと、可夢偉に限らずどうにもなりません。
「ある中堅F1チームのスタッフのF1シートに関する意見(匿名希望)」 として出ていた記事を短かくまとめたものなのですが、 今、F1レーサーになるには2つのルートしかないとのこと。
(1)F1に参戦しているチームやエンジンメーカーの育成になり、1番の成績を出す (2)GP2やユーロF3などでそこそこ以上の成績を出し、金を沢山持っていること。
で、GP2チャンピオンなどという肩書きは無意味だそうです。
Jリーグで言えば、J2チャンピオンがJ1に登れないようなもので、 他のスポーツではありえないのですがそれが起こるのがF1。
GP2チャンピオンが3年連続でF1レーサーになれていません。
あと、質問に「F1テストドライバー参戦」とありますが、それはありません。
Fインディアのテストとして「とんでもない金額(可夢偉談)」を要求されて断念したそうです。
その座は、GP2チャンピオンが500万ドル近辺で手に入れたと推測されています。
お金の話は抜きにして、見てみたいのはインディとSFです。