総合的に、ベスト3は、セーム・シュルト選手、ピーター・アーツ選手、アーネスト・ホースト選手。
シュルト選手は、一見地味でもジャブや前蹴りは的確であり、数える程しか負けがありません。
絶対王者のシュルト選手の勢いを誰が止めるのかに注目が高まりました。
アーツ選手は、攻撃を受けながらも前に出る姿勢が特徴的です。
シュルト選手にも勝ち越しています。
最後に王者になったのは90年代ですが、その後も活躍も印象的です。
ホースト選手は、ローキックなど技術面に優れているだけでなく、全体的にバランスがとれています。
アーツ選手とは勝ったり負けたりで、良きライバルと言えます。
世界トーナメントの結果(特に準優勝以上)、ワンマッチの結果、及び、度重なる試合の中で対策されながらもトップファイターであり続たことから選びました。
※他に悩んだ選手 レミー・ボンヤスキー選手 少々安全運転な内容の試合もあったものの、ガードが固く、対戦相手にとってはなかなか切り崩せません。
2004年にはホースト選手との事実上の決勝戦を制しました。
アリスター・オーフレイム選手 あの破壊力は脅威です。
しかし、そのアリスター選手は2009年頃からです。
ディフェンスには難ありで、もっと試合が多ければ、次第に研究され脅威を封じられていたかもしれません。
アンディ・フグ選手 K-1創成期における偉大な王者です。
たとえ誰かに一度負けてもそのままでは終わらせない、立ち向かっていくスピリットは多くのファンの記憶に残っていると思います。