特に中盤を若返らせるつもりは無かったと思います。
シュバインシュタイガーが移籍したのは あくまで監督の起用法などから本人が希望したからで クラブが年齢を理由に放出したワケではありません。
それに、 今のバイエルンは 選手の年齢層が偏っているので ビダルはむしろ丁度いい年齢だと思います。
なにしろ中盤の主力は アロンソ、ラーム、リベリ、ロッベンが30代。
それ以外は20代前半で 一般的にキャリアのピークとされる 20代後半がミュラーぐらいしかいません。
クロースの移籍と ハビ・マルティネス、バトシュトゥーバーの長期離脱で 穴が空いてしまった世代間を埋める意味でも 攻守に若手を引っ張れるビダル獲得は有意義だったと思います。
クラブとしては、 グアルディオラが去るであろう来季に 30過ぎの主力と 20歳そこそこで経験の少ない選手だらけになるのは 避けたい事態だったでしょうから。
年齢を抜きにしても、 ビダルはもともと レバークーゼン時代にも獲得しようとしてましたし ユベントスでセリエAを連覇し続け CL決勝にも進んだビダルは 即戦力として期待できる選手です。
飲酒運転の件などを考えなければ どんなチームが獲得しても不思議は無いと思います。