魚類の味覚の進化について知らない人が多くて驚きました。 味覚とは、生命維持の為の一つのセンサーなのです。 甘い物→高カロリー しょっぱい物→塩分などのミネラル 旨味→タンパク質 これらは、生きる上で必要な栄養素です。 辛い・苦い・渋い→毒物 酸っぱい→腐敗物 ※渋味は味覚ではなく、粘膜で感じます。 これらは、身体に危険な物質です。 我々大人は、知識と経験から、これらを理解しています。 しかし知識も経験も未熟な児童は、これらに対する認識が希薄です。 ですので本能的に甘味を好み、辛味・苦味・酸味を嫌います。 子供がピーマンを嫌いなのは、動物としての防衛本能なのです。 魚に味覚はおそらくありませんが、嗅覚や口内の感覚器が、本能的に食べ物を選別します。 人間だって初めて見る食べ物でも、美味しそうな臭いを発し、見た目が異常でなければ「美味しそう」と感じます。 魚は、そうやって食べ物らしきものを食べてみて、安全なら学習してその後も食べます。 なお、この時の記憶は人間も魚も扁桃体に記録されます。 知能(記憶)としては忘れてしまっても、扁桃体は忘れることなく、危険信号を発します。 子供の頃に食べて具合が悪くなった食べ物が、いつまでも食べられなくなるのはその為です。