風速は海上では陸上の2倍から3倍程度になっていますので、陸上で走ることができても会場では走ることができないほどの強風になることはあります。
今回10時ごろの風速は海上(海ほたるレーダー施設)は10m、陸上(アメダス)は5.2mでした。
もし陸上で10m未満であってもマラソン大会は開催できますが、海上では「20m程度の横風」になればアクアラインを使えないでしょう。
さらに、東京湾アクアラインは非常時に橋上や海ほたるから船舶へ乗り移ることも想定しています。
自動車の渋滞時より橋上に多くの人がいる状況です。
強風と高波は発生メカニズムが異なりますから『海況(海上気象)』は陸上と異なりますので、避難行動ができない海況であればマラソンはできないと判断されると考えられます。
海上は地方自治体や警察ではなく海上保安庁が管轄しますので「陸上とアクアラインは切り分けて運営されている」と考えていいでしょう。
ほかにも、過去に東京湾アクアラインが車両火災があったときに数時間通行止めになります。
マラソン開催のための通行止めにする直前に橋上で火災事故などが発生して事前準備ができない状況になればマラソンコースとして使えない、と考えられます。
一般的にマラソンコースが使えなくなれば競技距離の都合で公認記録が無効になる可能性があります(富津市で3月に行われた千葉県民マラソンでは開催後に距離不足が発覚し、参加者のタイムが公認記録とならなかった問題が発生した)。
アクアラインマラソンは他のマラソン大会より参加費が高額ですから『相応の代替コース』を用意して当然とも考えられます。