消防車の車体に、梯子があるのはなぜでしょうか?

消防車の車体に、梯子があるのはなぜでしょうか?

匿名さん

消防車の車体に、梯子があるのはなぜでしょうか?

はしご車でない消防車について書きますね。
主にポンプ車、水槽つきポンプ車(タンク車)、救助工作車には ・かぎ付きはしご(先端がフックのようになっている) ・二つ折りはしご(一般的な脚立のような形です) ・三連はしご(はしごについているロープをつかってまっすぐ上に伸ばせるものです) があります。
これらは、2階以上の階に進入するために使います。
建物が燃えていると、その建物にある階段などが使えなくなることは、よくあります。
木造住宅なら、階段から上階に炎や熱気が上がり火災が広がります。
また、木造だけでなく、鉄筋コンクリートなどの耐火構造の建物でも、煙が階段づたいに上階へ拡大し、進入が困難になることもあります。
こういったときには、建物内の階段を使わずに、窓から屋内進入しなければなりません。
そのために、はしごを積んでいるのです。
かぎ付きはしごは長さが短く、そのままでは地上に置いても2階には上がれません。
どのように使うかというと、ベランダや窓枠など、構造がしっかりしていて隊員の体重に耐えられるところへひっかけて、そのはしごを上ります。
二つ折りはしごは、まっすぐに伸ばすと、2階のベランダぐらいの高さになりますので、確実に2階へ入れます。
三連はしごは、3階程度の高さまで伸びますから、木造3階建て住宅などに使えます。
しかし、それ以上となると、はしごだけでは上れないことが多いので、その時は、はしご車を使います。
はしご車が入れないような場合は、かぎ付きはしごをつかって、1フロア上がればはしごを引き上げて上階へひっかけて上り、さらに上階へひっかけて上がるということを繰り返して上ることもあります。
これを「しゃくとり」と呼んだりします。
消防車に積載されている装備は、火災現場などはゆっくりと時間をかけていられないことが当たり前なので、簡易な装備でありながら、大きな効果を得られるものを積んでいるんですよ。

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