厳冬期の3000m峰だと気温は-30℃近くになりますが、ポケットに入れたスマホでGPSログを取ることが出来ました。
スマホは低温では使えないと思われがちですが、リチウムイオン電池は比較的低温に強い電池です。
iPhoneの場合は防水ケースに入れて使っています。
Androidは冬山では防水の機種を使います。
低温に弱いと言われがちなiPhoneでも、使い方さえ間違えなければログの記録が可能です(低温で写真を何枚も撮ると電源が落ちます。
写真を1枚撮ったら体温で保温してください)。
Androidは低温に強く、XPERIA Z5 compactで実験しましたが-20℃の冷凍庫で1時間冷凍しても問題無く動作しました。
ガーミンのGPS専用機はスペック表を見ると稼働時間は25時間となっていますが、アルカリ乾電池は低温では30%(7時間半)しか使えなくなります(電池についてはGPS専門ショップの店員さんに聞きました)。
エネループなどのニッケル水素電池は70%に減ります(17時間半)から、低温環境での電源問題はスマホもガーミンも変わりありません。
『冷やさない』に尽きます。
詳しくはコチラ↓ 雪山でスマホを使う場合の傾向と対策 http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1497 雪山でスマホを使う場合の傾向と対策 http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1423 操作性については、スマホの場合はタッチペンが必須です。
スマホ対応手袋なんてのもありますが操作性が落ちますし、オーバーグローブをしたら使えません。
バラクラバを使わない程度の山なら鼻で操作するという人もいます。
落下防止のために首掛けのストラップを付けています。
新雪に落とすと探すのが大変ですから。
当方は、紙の地図+コンパス+スマホ(テストの都合で2~3台)をいつも携行しています。
モバイルバッテリーも1年中持っています。
ジオグラフィカというアプリを開発しているため、常に複数台のスマホを持って山に登っています。
http://geographica.biz/ 行動中は、地図読みを目的とした山行でなければスマホで現在地を確認しています。
特に冬山の強風のなか紙の地図を出して読図なんてしてられません。
スマホの方が便利です。
紙の地図と変わらない高解像度で地図を見られますし、現在地もピンポイントでわかります。
また、スマホを出して見るのすら大変になった場合の為に、ジオグラフィカは音声で状況を教えてくれる機能があります。
目指している地点の磁方位をしゃべるので、画面を見ずに磁方位を聞き、その角度をシルバコンパスにセットすることで方位が判るようになっています。
一定時間ごとに喋ったり、スマホを振ると喋る様になっています(設定のシェイクスピーチをオンにする)。
開発者自身が冬山で使うために開発し、テストも行なっています。
どうぞよろしくお願いいたします。