アナボリックステロイドに詳しい方教えて下さい

アナボリックステロイドに詳しい方教えて下さい

匿名さん

アナボリックステロイドに詳しい方教えて下さい。
ステロイドによって筋肉を増強するメカニズムについて詳しく知りたいです。
自分の認知では、筋トレをする事で脳から副腎に命令が行き副腎から血中にホルモンを出して筋トレした箇所にタンパク質を補給するというプロセスがある。
副腎から出るホルモンの形によく似たアナボリックステロイドを体外から血中に取り入れる事で効率よく、かつ脳の判断した量以上服用するので、ありえない量の筋肉がつくという認識です。
どこかでマッチョな人が言っていたのを聞いたのですが(北島達也さんだったかな?) ステロイドを使えば誰でも筋肉が付くわけではなく素質?みたいな物があるとか。
例え話だったのかよくわかりませんが、ステロイドを使う事で身体の中にある隠れてる穴を増やす?、その穴に何かが入る事で筋肉になる?とかで、その出てくる穴の量がDNAによって違うから誰でもステロイドを使えば筋肉が付くわけではないという説明を聞いた気がします。
うろ覚えで全然覚えてないのですが。
穴は筋トレで増やせて、穴に入るものがステロイドだったかも知れません。
だから筋トレをしないとステロイド使っても筋肉つかないし、素質的な問題もある。
みたいな趣旨の話だった様な気がします。
これってどういう事か詳しく知りたいです。
説明が曖昧すぎて申し訳ありません。
ずいぶん昔の記憶であやふやな質問になってしまいましたが要点としては、人間によって体の中の"何か➀"の量が違う、"何か➀"と"何か➁"がくっつく事で筋肉が作られる、って感じでしょうか

多分、その「穴」はレセプター(受容体)の事だと思います。
これは体内の「ホルモン」と呼ばれているものが体にどう作用するのか、その仕組みを理解しないと良く解らないと思います。
ホルモンは細胞に対するシグナルの様なものです。
細胞はホルモンを受け取る事によって「信号を受けた」として、その信号の種類に応じて色々な振る舞いをします。
そのホルモンを受け取るのものが細胞に幾つもある受容体(レセプター)です。
そして受容体は幾つも種類があって、遺伝子によって生成されます。
ホルモンと受容体の関係は、鍵と鍵穴に似ています。
幾つも引き出しがある部屋を想像してください。
その引き出しには鍵穴が付いています。
引き出しは数多くありますが、開けるには鍵穴に合う鍵でしか開けられません。
その鍵がホルモンで、鍵穴が受容体、引き出しの部屋は細胞です。
そしてアナボリックステロイドを含む「ホルモン剤」と呼ばれている薬剤は、その鍵穴に合う「合鍵」の様なものなのです。
元々アナボリックステロイドは男性ホルモンとして作用するテストステロン製剤の一種として作られたもので、その効果の内の蛋白同化(筋肉増強)に特化したものです。
ですので多くは筋肉増強と共に男性ホルモンとして働きますが、筋肉増強効果だけを強化したものもあります。
そしてDNAがそれに関係すると言うのは受容体で、受容体の活性が遺伝子によります。
それは人種による遺伝の違いによっても変わります。
例えば欧米人やアフリカ系の人は、アジア人に比べて体格が大きくなる遺伝子を持ちます。
その為に同じ環境で育っても筋肉量も差が出る事になるんです。
また、世の中に色々ある疾患のうち受容体に関する遺伝子に疾患のある人もいて、その場合は作られる受容体は正常ではなくなります。
鍵穴が潰れた様なイメージです。
すると本来その鍵穴に合うべきホルモン(鍵)は細胞に届かなくなります。
その為に身体に先天的な異常が出る事になります。
アナボリックステロイドの歴史や作用は以下のサイトが参考になると思います。
http://pdbj.org/mom/92 またアナボリックステロイド以外にも筋肉増強に強く関連するものがあって、「ミオスタチン」についても注目されています。
http://kintorecamp.com/myostatin/ それから、副腎がどうこうと言うのは「ステロイドホルモン」の分泌に至る経路とホルモンの伝達の事でしょう。
アナボリックステロイドは元はテストステロン製剤とお話ししましたが、そのテストステロンと言うのはアンドロゲン(男性ホルモン)の中のひとつで、ステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)と呼ばれているものです。
このステロイドホルモンには幾つかあって、大きく分けると ・硬質コルチコイド ・糖質コルチコイド ・黄体ホルモン ・アンドロゲン(男性ホルモン) ・エストロゲン(女性ホルモン) が、あります。
そしてテストステロンはアンドロゲンの一種で、男性らしい体を作ります。
そのステロイドの内のアンドロゲン(男性ホルモン)、エストロゲン(女性ホルモン)、黄体ホルモンは「性ホルモン」と言われていて、副腎皮質だけで無くて生殖腺でも合成されています。
男性であれば精巣(睾丸)でアンドロゲンが合成されて、女性であれば卵巣でアンドロゲン、黄体ホルモン、エストロゲンが合成されていますね。
この性ホルモンに関してはむしろ生殖腺で合成される量の方が多くて、全体の95%が生殖腺から分泌されています。
つまり男性の体のテストステロンは95%が睾丸で、残りの5%が副腎皮質から分泌されています。
そして副腎皮質は脳下垂体前葉から分泌されている「副腎皮質刺激ホルモン」がシグナルで、睾丸は同じ脳下垂体前葉から分泌される「性腺刺激ホルモン」が司っています。
そういったホルモンが連携しあって体の機能を支えています。
言ってみれば、鍵で引き出しを開けたら、中にまた別な部屋の引き出しを開ける鍵が入っている様なイメージです。
そしてアナボリックステロイドはテストステロンとしての作用と蛋白同化をショートカットして作用する薬剤なのです。
ですがこれはあくまで外部から与えたものですので、本来の経路ではありません。
本来は脳が制御して体を正常に保ちます。
それは車のアクセル操作と同じ様に、量を増やしたり減らしたりして制御しています。
車の運転で一定の速度を保つには、速度が遅ければアクセルを踏み、早ければ戻すでしょう。
ですが外部からテストステロン製剤(アナボリックステロイド含む)の様な性ホルモンを注入すると、勝手に速度が上がってしまったと脳が勘違いを。
脳はエンジンの回転数を下げる目的でアクセルを戻す様に性腺刺激ホルモンの分泌を減らします。
その結果、睾丸の働きが下がる事に。
そして睾丸の働きが下がると生殖機能に重大な影響が出るでしょう。
EDや無精子症などです。
アナボリックステロイドにはそういった副作用も良く知られていますね。

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ステロイドによって筋肉を増強するメカニズムについて詳しく知りたいです。
自分の認知では、筋トレをする事で脳から副腎に命令が行き副腎から血中にホルモンを出して筋トレした箇所にタンパク質を補給するというプロセスがある。
副腎から出るホルモンの形によく似たアナボリックステロイドを体外から血中に取り入れる事で効率よく、かつ脳の判断した量以上服用するので、ありえない量の筋肉がつくという認識です。
どこかでマッチョな人が言っていたのを聞いたのですが(北島達也さんだったかな?) ステロイドを使えば誰でも筋肉が付くわけではなく素質?みたいな物があるとか。
例え話だったのかよくわかりませんが、ステロイドを使う事で身体の中にある隠れてる穴を増やす?、その穴に何かが入る事で筋肉になる?とかで、その出てくる穴の量がDNAによって違うから誰でもステロイドを使えば筋肉が付くわけではないという説明を聞いた気がします。
うろ覚えで全然覚えてないのですが。
穴は筋トレで増やせて、穴に入るものがステロイドだったかも知れません。
だから筋トレをしないとステロイド使っても筋肉つかないし、素質的な問題もある。
みたいな趣旨の話だった様な気がします。
これってどういう事か詳しく知りたいです。
説明が曖昧すぎて申し訳ありません。
ずいぶん昔の記憶であやふやな質問になってしまいましたが要点としては、人間によって体の中の"何か➀"の量が違う、"何か➀"と"何か➁"がくっつく事で筋肉が作られる、って感じでしょうか

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