排気量の異なるシリンダーの組み合わせ

排気量の異なるシリンダーの組み合わせ

匿名さん

排気量の異なるシリンダーの組み合わせ。
いつもお世話になっております。
先日SNSのシェアリンクでホンダが開発中のエンジン技術の記事があり、興味深く読みました。
排気量の異なるシリンダーを組み合わせたエンジンのようです。
しかし専門知識はありませんので実現のめど、実際走行上のメリット、デメリット、などは分かりかね、ご意見をお聞かせ願えればとおもった次第です。
また個人的見解などもまじえて頂ければ深甚に存じます。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、よろしくお願い致します。
http://jp.autoblog.com/2016/05/11/honda-patents-engine-different-cylinder-displacements/

●技術内容は? 異なる排気量の気筒を組み合わせる気筒数制御エンジンです。
●実現性は? ありません。
気筒ごとに発生トルクが異なることになれば,エンジンの回転バランスが大きく崩れます。
つまり振動・騒音が大きくなります。
もちろん各気筒ごとのトルクを均一化できます。
そうなると,大きな排気量の気筒では,比トルクが小さいことになり,無駄に排気量の大きなエンジンということになります。
●気筒数制御の意味は? 気筒数を制御できれば,部分負荷時,稼働気筒では,より充填空気量を大きくできます。
つまりポンプ損失が小さくなります。
これが燃費改善できるポイントです。
しかし似た効果はBMWのバルブトロニックのような連続可変バルブリフト制御でも実現できます。
連続可変バルブリフトなら,気筒数制御での振動問題がありません。
つまりお金を使えるなら,連続可変バルブリフト制御をやるべきで,コストをかけたくないときの技術が気筒数制御です。
●ホンダはどうすべきか? じつは90年代,ホンダは連続可変バルブリフト制御を開発していました。
しかし失敗しました。
2001年,BMWがバルブトロニックを発売した後,2007年,トヨタと日産が追随しました。
しかしホンダは追随できませんでした。
つまり完全に遅れたのです。
VTECは記号性のある技術ですが,可変動弁の世界では遅れた技術です。
ホンダは連続可変バルブリフト制御の開発に失敗したので,気筒数制御に傾斜していますが,連続可変バルブリフト制御を開発すべきです。
なおシェフラーが開発し,FIATが採用したマルチエア(2010年)は,制御自由度が高いのですが,バルブが戻るときの動力回収がないので,バルブ駆動動力が大きくなり,やはり原理的に不利です。
簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

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匿名さん

排気量の異なるシリンダーの組み合わせ。
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排気量の異なるシリンダーを組み合わせたエンジンのようです。
しかし専門知識はありませんので実現のめど、実際走行上のメリット、デメリット、などは分かりかね、ご意見をお聞かせ願えればとおもった次第です。
また個人的見解などもまじえて頂ければ深甚に存じます。
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