ロシアとイギリスは外交的にはどちらかといえば不仲です。
大英帝国の時代から冷戦、現代まで、利害が対立することが多い国です。
仲良くはないけど、スポーツや文化の面で表立ってケンカするほどでもない、という程度かと。
イギリスを特に意識して選んだわけではなく、たまたまプログラムに使いたい曲がイギリス作だったのでしょう。
ラジオノワ選手のアンナ・カレーニナはロシアの文豪トルストイが原作です。
名作なので何度も映画化、ドラマ化されていますが、その中でいちばん最近のキーラ・ナイトレイ主演の曲を使った。
それがたまたまイギリス制作だった。
ということだと思います。
メドベージェワ選手のウォリスとエドワードのほうは、これはアメリカを意識した選曲でしょう。
世界選手権がアメリカですから。
イギリスの王様が第二次世界大戦を前に王位を捨ててアメリカの女性と結婚したという実話をもとにした映画です。
映画監督はアメリカのポップスター、マドンナです。
この実話はアメリカや日本では世紀のラブロマンスとして語られることが多いですが、イギリス人にとっては全然楽しくない事件ですので、イギリスを意識した選曲とは考えられません。
イギリスは文学、映画、音楽やミュージカルなどのヒット作が多く、歴史物にも大抵は登場するので、「ストーリー性のある作品で知名度のあるもの」を選ぶとイギリス率が高くなりがちです。
だいたいイギリスかフランスの話になります。