八木沼さんって規定は得意だったんですか？みどりちゃんより上だったとか…(・_・;) http://www.youtube.com/watch?v=MfuaTUgpn8o&sns=em

うわぁ、若い！…ことは若いのだけど、今のほうが綺麗な気がする。
(^^; アナウンサーが「初日のコンパルソリーでは見事１位になりましたね」と言ってますね。
八木沼純子『女子フィギュアスケート――氷上に描く物語』（角川ONEテーマ21）に、この全日本のことが詳しく書かれています。
＜コンパルソリーを苦手とする選手は多かったが、私はこの種目が大好きだった。
きれいな氷の張ったリンクで、集中して黙々と円を描く作業は、非常に気持ちが良かった。
＞＜1988年１月13日、全日本選手権が開幕。
１日目のコンパルソリー競技が始まった。
ジュニアの競技会にくらべマスコミの数も観客の数も明らかに多かったが、変に力むこともなく、ほどよい緊張感のなか、私はいつものように氷の上に正円を描く作業に没頭した。
…（中略）…全員が演技を終えて、結果はまさかの首位。
首位に立って嬉しいよりも、私は思いがけない結果に「どうなるんだ？」と、半ば放心状態になってしまった。
まさかオリンピック代表を決める競技会で、ジュニア選手の中学生が、シニア選手を抑えて首位に立とうとは、誰も予測していなかったのだろう。
翌朝のスポーツ新聞には、「天才少女現る！」というような見出しのついた記事が載った。
＞＜迎えた２日目のショート・プログラム。
緊張と重圧のせいか、トリプル・ジャンプで転倒し、結果は４位に後退してしまう。
だがそのときの私は、「悔しい」というより「ああ、良かった。
びっくりした。
やっぱり昨日の首位はまぐれだった」と、正直ホッとした気持ちのほうが強かった。
＞＜最終日のフリー・スケーティングは、立ち見が出るほどの観客がリンクを埋め尽くしていた。
私は最終グループで、伊藤みどりさん、佐藤有香さんと同じグループで滑走した。
カルガリー五輪を意識して、緊張していたせいもあるのだろう。
多くの選手たちがミスを連発していた。
ところが、私は前日のショート・プログラムで順位が後退していたこともあり、もはやプレッシャーはほとんどなかった。
ただ思い切って自分のスケーティングをするだけだった。
おかげで、プログラム最初に組み込んでいる難度の高いトリプル・ルッツが決まり、結果は伊藤みどりさんに続く２位に入賞した。
＞八木沼純子さんも佐藤有香さんも、基礎がしっかりした、きれいなスケーティングをする方だと思います。
伊藤みどりさんはコンパルソリーが苦手だったようです。
こんな過去質問を見つけました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13108045078