2ドアモデルのみとして。
公的な税金関係は、軽自動車税と自動車税の違いくらいしかありません。
smartで軽自動車に出来るのは、初代の600cc以下モデルのみです。
普通車モデルは、初代の後半から700ccに上がってるのと、smart2代目以降は1000ccになってるので、軽自動車に登録変更できません。
なので、軽自動車モデルのsmartは初代のみなので、かなりの低年式車になります。
具体的に言えば、最終的には2004年5月まで。
それ以降には軽自動車に出来るSmartは存在しません。
2004年5月の最終モデルでも、再来年の軽自動車税から車齢13年以上車の20%重課の対象になります。
と言う事で、軽自動車税は重課対象前で7,200円、重課後で8,640円。
登録車モデルは1,000cc以下なので年間29,500円。
・・・・ 車検更新時に、強制徴収される自賠責保険は、軽自動車が26,370円、登録車が27,840円。
自動車重量税は、軽自動車登録車の区別は無かったと思うので、基本16,400円、車齢13年超過が21,600円。
・・・・ 車体側の懸念事項。
Smartはボディ外装の大半が、プラスチック部品で構成されています。
このプラスチックパネルが紫外線等による劣化が著しく進んできているので、これからは交換を余儀なくされる可能性があります。
ボンネット&フロントバンパー・フロントフェンダー・ドア・バックドア・リヤバンパー・(モデルによってはルーフ)、これらの外装品は全てプラスチック。
補修用部品は、既に成形色の新品は存在せず、未塗装品を購入して外板色に塗る必要があり割高になります。
中古品を購入しても古いことには変わりませんので、延命工作としては微妙。
私が、Smartを手放した理由もこれを懸念したため。
ドアパネル1枚交換するので10万円強の費用になると言われていたので。
更には、メーカー純正軽自動車正規モデルであるSmart-Kは、ルーフパネルが薄膜プラスチックを多層成形された物で、これが紫外線により劣化して十中八九バラバラになります。
前オーナーの時にルーフ交換されていれば良いですが、車両購入後に交換となるとこれも10万円超過の修理費用が嵩みます。
・・・・ 一般使用の注意点。
ヨーロッパ車の常で、Smartはすべてハイオク指定車です。
ヨーロッパで一般に売られているガソリンのオクタン価が92で、日本のレギュラーのオクタン価89よりも高オクタン価であるため。
ガソリンのオクタン価を定める工業規格が日本とヨーロッパで違うのが理由。