まず巨人は当初は清原、桑田の両取りを狙っていたみたいです。
1位指名を清原。
当たれば2位指名で桑田、外れても外れ1位で桑田。
ただ、このウルトラCの情報がドラフト直前で当時の西武の根本氏にばれてしまい、反対に同じように清原の外れ1位、もしくは2位まで桑田が残っていたら、指名するぞという噂をながされてしまったみたいです。
まぁいわゆる巨人に脅しをかけたわけです。
(別に違法ではないです) この脅しにびびった巨人は直前で桑田を指名。
清原は諦めたわけです。
もしかしたら1人もとれない可能性が出てきて、であれば確実に桑田を獲ろうと考えたのでしょう。
清原からしてみれば、巨人から君を1位指名するよという近いことを担当のスカウトからきかされていたみたいで、もちろん競合になるわけですから、絶対はなかったのですが、早大進学をうたっていた隣の席の桑田が、巨人に指名され、愕然としたわけです。
清原の涙は、いきたかった巨人が指名してくれなかった。
そして指名したのがチームメイトで隣の席の桑田。
その桑田はそんなそぶりをみせずに、早大進学とずっと言っていた・・・ その悔しさからだと思います。
清原からしてみれば、巨人にふられ、そのふられた浮気相手がチームメイトの桑田・・・その桑田はずっと近くにいたのに、おれが巨人にいきたいのを知っていたのに・・・ずっと黙りこんで嘘をついていた・・・そう感じたのでしょう。