まず,横滑り防止装置(スバルではVDCと呼ぶ)が 標準装備されたのは,2008年BP・F型のアウトバックからです。
実際に,国交省から装備の義務化になったのは,2012年からです。
よって,BHランカスターでは,オプション設定でした。
比較的人気のあったオプションなので, 装着してある車も多いと思われます。
装着してある車には,リアゲートに, 「Lancaster 6 VDC」というプレートが貼られています。
(なんちゃってで貼った人もいるかもしれません。
) インパネにもVDC・OFFスイッチがあります。
ランカスターの6発モデルは, 「ストレート6」,「ボクサー6」,「H6(Horizontal-6)」 と呼ばれ,スバルのマニアからは密かに人気があります。
特徴としては,当時のスバル車(4発)はショートストロークエンジンで, 低速トルクがなかったのが弱点だったのですが, 6発は低回転域からトルクモリモリの走りができ, 220馬力のパワーは,全域で楽しめる車でした。
また,4発は不等長エキマニでしたが, 6発は等長エキマニで,ドコドコとした排気音がせず, 非常にジェントルな車でした。
ただ,やはり,燃費はあまり良くなく, 街乗りで7~8ぐらいであったと思います。
また,NAですが,ハイオク指定です。
スバルの4WDは,VDCが不要なくらい安定しています。
VDCが付いていれば,鬼に金棒です。
是非,素敵な6発ランカスターを見つけて下さい。