私もこのクルマは始めて見ました。
もちろん本物のブガッティT57クーペ・アトランティックではないですね。
本物のドライエ(デラヘイ:以下同)でもない。
少し調べてみると、どうやらアメリカのDelahaye USAという会社が 有名なラルフ・ローレン所有の黒いT57クーペ・アトランティックに対する オマージュとして作ったレプリカのようです。
(余談ですが、ラルフ・ローレンは自身のクルマを 何でもかんでも真っ黒にペイントしてしまう事で知られています) 中味はオリジナルの鋼管パイプフレームにBMWのV12エンジンといった構成のようです。
ただよく判らないのは何故エンブレムを含め、ノーズだけがデラヘイなのか?です。
版権の兼ね合いなのか? だとしても「デラヘイ」は無いだろうにと思いますが。
そもそもDelahaye USAというのは本家のデラヘイと関係あるのかどうか? タイヤ・ホイールなどを見ると結構マジメに作ってあるかなとは思います。
少なくともかつてのエクスキャリバーSSKなんぞに比べれば遥かにマシな作りのよう。
ま、アメリカ版高級「ミツオカ」といったところでしょうか? 因に正式名称はオリジナルの「アトランティック(大西洋)」に対して 「パシフィック(太平洋)」だそうです。
個人的にこういうシャレは嫌いではありません。