インディ2023 第15戦 ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ 決勝レースハイライト動画(30分)

2023年8月に行われたインディカー・シリーズ第15戦ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイの決勝レースについて

#レースの特徴：
- 今季最後のオーバル戦となる260周のレースである。
- ロード／ストリート同様にソフトタイヤとプライマリータイヤの2種類を使用する新たな試みが行われる。
- チャンピオン争いは、トップのアレックス・パロウ（チップ・ガナッシ）、2番手のジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）、3番手のパト・オワード（アロウ・マクラーレン）の3人に絞られる。

#スタートからゴールまでのレース展開：
- ポールポジションからスタートしたニューガーデンが序盤からトップを走行し、オワードやコルトン・ハータ（アンドレッティ・オートスポート）との差を広げていく。
- 佐藤琢磨（チップ・ガナッシ）は50周目に最初にピットインするも、ペースが上がらず、ニューガーデンに交わされラップダウンとなる。
- 123周目に琢磨がクラッシュを喫し、2度目のイエローコーションとなる。琢磨の2023年のレースはここで終了となる。
- スコット・ディクソン（チップ・ガナッシ）は燃費走行をし3ストップ作戦を目指す。他のドライバーは4ストップ作戦を採用する。
- 167周目にニューガーデンがピットインするも、トラックに戻った直後にアウトに膨らみウォールにヒット。マシン修復を試みるもリタイアとなり、チャンピオン争いから脱落する。
- ディクソンは196周目にラストピットインを行い、トップに復帰する。その後ろではオワードやウィル・パワー（チーム・ペンスキー）が追いかけるも、ディクソンとの差を詰めることができない。
- ディクソンはひとり3ストップ作戦を成功させると大きなリードを築いて2連勝。パロウのチャンピオン獲得を阻止することに成功する。

#レース後のレース結果（順位｜選手名｜メーカー）：

| **順位** | **選手名** | **メーカー** |
|------|------------|----------|
| 1 | S.ディクソン | ホンダ |
| 2 | P.オワード | シボレー |
| 3 | D.マルーカス | ホンダ |
| 4 | A.ロッシ | シボレー |
| 5 | S.マクラフラン | シボレー |

以上が、インディカー・シリーズ第15戦ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイの決勝レースのレポートでした。

2023-08-29 06:43:38