鈴鹿8耐 2023 決勝ハイライト動画。Team HRCが2年連続優勝

今回は、2023年8月6日に鈴鹿サーキットで開催されたFIM世界耐久選手権第3戦「鈴鹿8耐」の決勝レースのハイライトと結果についてお伝えします。

鈴鹿8耐は、日本を代表するバイクレースの一つで、世界中のトップライダーが参戦し、8時間にわたって熱戦を繰り広げます。今年は、新型コロナウイルスの影響で観客数が制限されましたが、それでも多くのファンがレースを楽しみました。

決勝レースは、木曜日に行われたトップ10トライアルでポールポジションを獲得したTeam HRC with 日本郵便（長島哲太／高橋巧／チャビ・ビエルゲ）がスタートからリードしました。2番手にはYART YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC（ブルックス／ノジェーン／ヴァンデルマーク）、3番手にはYoshimura SERT Motul（グィントーリ／サカガミ／ミラー）が続きました。

レース序盤は、Team HRCとYART YAMAHAの2台がトップ争いを展開しましたが、1時間35分経過時にYART YAMAHAがバックストレートでマシントラブルに見舞われてストップしてしまいました。これでTeam HRCは首位を独走する展開となりました。2番手にはYoshimura SERT Motulが浮上しましたが、Team HRCとの差は約1分以上ありました。

レース中盤は、Team HRCが安定したペースで走り続けました。一方、Yoshimura SERT Motulはタイヤ交換のタイミングでAstemo Honda Dream SI Racing（中須賀克行／中上貴晶／佐々木歩夢）やTOHO Racing（清成龍一／國峰啄磨／榎戸育寛）との順位争いに巻き込まれました。Astemo Honda Dream SI Racingは3番手を走行していましたが、終盤に東コースをショートカットして緊急ピットインし、ペナルティを受けて順位を落としました。

レース終盤は、Team HRCが圧倒的な強さで優勝を飾りました。2連覇を達成したTeam HRCは、8時間で216周を走行し、2位のTOHO Racingに1周差をつけました。3位にはAutoRace Ube Racing Team（ダン・リンフット／津田拓也）が入りました。Yoshimura SERT Motulは4位に終わりましたが、EWCフル参戦チームとして最上位の成績を残しました。

以上が、鈴鹿8耐の決勝レースのハイライトと結果のまとめです。Team HRCは見事な走りで2連覇を果たし、日本のバイクファンを沸かせました。次回のEWC第4戦「ボルドール24時間」では、Team HRCやYoshimura SERT Motulなどの日本チームの活躍に期待しましょう。

2023-08-07 06:09:45