スーパーフォーミュラ2023 第6戦（富士スピードウェイ）決勝レースハイライト動画

「スーパーフォーミュラ2023 第6戦（富士スピードウェイ）」のレースのハイライトと結果をお伝えします。

このレースは、全7大会、9レースで競われる2023年シーズンのスーパーフォーミュラの後半戦に入った重要な一戦でした。ランキング首位につける宮田莉朋（VANTELIN TEAM TOM’S）が4戦連続となる表彰台を狙う一方で、ホンダ勢が富士スピードウェイでの速さを見せるなど、激しい争いが展開されました。

予選では、牧野任祐（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）が4年ぶり、自身2度目のポールポジションを獲得しました。宮田は5番手グリッドからスタートしましたが、他のTGR勢は8番手以下と苦戦しました。

決勝レースは41周で争われました。スタートでは、宮田はやや出遅れましたが、5位をキープしました。その後方では、20番手スタートの平川亮（ITOCHU ENEX TEAM IMPUL）が周回毎に順位を上げていく驚異的な走りを見せました。

義務づけられているタイヤ交換ピットインが始まると、宮田は10周目にピットインしました。平川は30周目までピットインせず、新品タイヤのアドバンテージを活かして前を行く車両を次々とパスしていきました。

レース終盤になると、宮田は3位に浮上しました。平川は残り2周で4位と5位の車両をオーバーテイクし、宮田に続く4位でチェッカーを受けました。20番手から16台抜きのオーバーテイクショーを見せた平川は観客から大きな拍手を受けました。

結局、宮田がTGR勢最上位の3位でチェッカーを受け、4戦連続となる表彰台を獲得しました。優勝したのは牧野で、今季初勝利を挙げました。ランキングでは、宮田が首位をキープしました。

2023-07-28 06:13:02