ハリアー60現行型に乗っています

ハリアー60現行型に乗っています

匿名さん

ハリアー60現行型に乗っています。
インセット+28のホイールはツライチになりますか?違法改造になってしまうでしょうか。
よろしくお願いします。

まずは、純正スペックのご確認から・・・ ■ 純正スペック カッコ内は純正17インチを基準にしたツラ出し寸法です。
純正18インチは純正17インチよりも6.7mmツラが外側に出っ張っているということです。
<60ハリアー純正ホイール> 17×6.5J+39(±0mm) 18×7.5J+45(+6.7mm) ご質問のインセット28mmというのは、リムの中心位置から28mm外側にハブ取付面があるということです。
インセット28mmといっても、リム幅によって、ツラ出し寸法が異なってしまいます。
以下、カッコ内が同じく純正17インチ(6.5J+39)を基準にしたツラ出し寸法です。
例えば、7.5J+28は純正6.5J+39に比べて23.7mmツラが出っ張っているという意味です。
7.5J+28(+23.7mm) 8.0J+28(+30.05mm) 8.5J+28(+36.4mm) 9.0J+28(+42.75mm) 60ハリアーはフロントよりもリアが10mm程度引っ込んでいるので、フロントを基準に車検を見ていくと、8.5J+28は恐らく大丈夫ですが、個体やタイヤサイズによってはNG。
9.0J+28は恐らくハミ出すだろうと思いますが、同じく個体やタイヤサイズによっては収まってしまうかもしれません。
車検でクリアできるかどうかは30~50度規制があります。
言葉では分かりにくいため、図を添付しますのでご参照ください。
■ 計算方法 ツラ出しの寸法の計算は簡単なので覚えてしまうと楽です。
間違った回答に惑わされずに済みます。
まず、リム幅はインチ表示で、1インチ=25.4mmで計算します。
例えば、インセットが同じ6.5J+39から7.5J+39に交換した場合、リム幅は25.4mm広がり、ホイールは内側にも外側にも12.7mmずつ広がります。
ツラ出しは12.7mmということになります。
一方、6.5J+39から6.5J+45とインセットが6mm増えた場合、ホイール全体が6mm内側に移動します。
ツラは6mm引っ込むことになります。
従って、6.5J+39から7.5J+45に交換した場合、リム幅の影響でホイールは内側にも外側にも12.7mm出っ張りますが、インセットが6mm大きくなっているので、ホイール全体が6mm内側に引っ込みます。
これらの結果、ホイールは外側に6.7mm出っ張り、内側には18.7mm出っ張ることになります。
小数点以下の値が出てくるのはインチ表示のせいなのですが、これが基本的な計算方法です。
■ ツラ出しの方法 インセットを小さくすればツラ出しできますが、基本的にインセットは純正ホイールの値から大幅に小さくするのはNGとされています。
サスペンションが純正ホイールを基準にジオメトリ設計されているためです。
トヨタには同じ車種内でインセットの異なるセッティングがあります。
60ハリアーの場合はインセット45mmと39mmがありますが、基本となっているインセットは39mmの方です。
これより大きな値になるのはあまり問題ないのですが、小さいインセットにすると色々と問題が起こります。
概ねインセット10mm以上小さくすると影響が表れ始めます。
例えば、キングピンオフセットが狂いブレーキングでのトー変化が逆転したり、わだちにハンドルが取られやすくなったり、サスペンションの剛性が弱くなったりします。
しかし、皆さんそのあたりご存じなくやりたい放題という実態です。
正規のツラ出しは、インセットをあまり変えずにリム幅を拡大する方法になります。
インセット39mmを基準にすると、インセット28mmというのは11mmの差ですからギリギリまたはアウトに近い設定ということになります。
■ 60ハリアーのツライチ寸法 以下、ノーマル車高でのツライチ寸法になります。
同じくカッコ内は6.5J+39を基準にしたツラ出し寸法です。
既述の通り、リアが10mm引っ込んでいるため、インセットが10mm小さい値になっています。
但し、タイヤ銘柄や個体差によってハミ出す恐れが十分にあります。
また、フェンダー内に収まっていてもディーラーでは拒否されるリスクがあることをご承知おきください。
<リム幅9インチ> F:9.0J+35前後(+35.75mm前後) R:9.0J+25前後(+45.75mm前後) 推奨 R:9.0J+29(+41.75mm) → インセット10mm以内変更に留めるため <リム幅9.5インチ> F:9.5J+41前後(+36.1mm前後) R:9.5J+31前後(+46.1mm前後) まず、インセットの関係でリム幅8~8.5インチでツライチ目指すのは根本的に無理があるということです(実際にやられている方おりますがインセットを大きく変更するダメージを理解していないことが多いです)。
また、60ハリアーはフロントに比べリアのツラが約10mm引っ込んでいます。
インセットをあまり弄ってはいけないのであれば、リアのリム幅を拡大してツラ出ししてはどうかと思うかもしれません。
しかし、4WDは前後でリム幅を変えるとタイヤの外径が揃わず最悪の場合、車両炎上する恐れがあるため絶対やってはいけません。
またFFモデルでも後輪に幅広いリムを履かせるのは見栄えの面でNGです。
見栄えというのは、FFのリアに幅広リムというのは笑いもの扱いになる手法だからです。
イメージとしては、リアにチェーンを巻いて雪道で立ち往生しているFF車のイメージです。
知っている人からみたら笑いものということです。
個人的にはリアはそのままでも見栄えは何の問題もないと思います。
もしも、どうしてもリアを10mmツラ出しするのならば以下の方法となります。
(A) 前後でインセットを変える(リアを小さく) (B) 5mmの挟込スペーサーにする (C) ロングボルトに打ち替え10mmスペーサーを入れる Aに関しては、成立するのですが前後で車輪のローテーションするのが簡単にはできなくなります。
前後で入れ替えるには、ホイールから一度タイヤを外して組み直すしかありません。
Bに関しては、実は最も現実的な方法です。
というのは、スペーサーは無加工でそのままポン付できるのは5mmまでなのです。
これより分厚くなると、ナットの噛みしろが足りなくなるだけでなく、センターハブの噛みしろも不足し非常に危険な状態になります。
なので、若干ツラは引っ込みますが、5mmスペーサーで対応すれば問題起こりません。
5mmのツラ出しでも10mmのツラ出しでも見た目はさほど差がありません。
Cに関しては、10mmのスペーサーを使用します。
5mmよりも分厚い10mmスペーサーを挟み込むわけです。
まず、10mmのロングボルトにしただけでボルトの剛性は約30%低下することになります。
さらに恐ろしいことにセンターハブを噛み合わせていない個体もあります。
センターハブとは車体のハブの中心にある円形の出っ張りです。
ハリアーの場合は外径60mmの凸です。
純正ホイールのハブ穴内径は60.1mmの凹となっており、この凸凹が噛み合うことでホイールセンターを合わせるだけでなく、路面の衝撃からハブボルトの折損を防ぐストッパーとなります。
スペーサーの有無にかかわらず、センターハブを噛み合わせる必要があるのですが、センターハブの高さが10mm前後しかないため、10mmスペーサーを入れてしまうとセンターハブを飲み込んでしまいます。
社外ホイールであれば、ホイール側のハブ穴が大きいのでハブ付スペーサーの装着は可能ですが、純正ホイールの場合は装着不可能となります。
何が問題かというと、純正ホイールに戻した時にはスペーサーを取り除かなければならず、そうなると延長したボルトは袋ナットには収まらないので、貫通ナットが別途必要になるということです。
このあたり、読んでも良く意味が分からない内容でありましたら、10mmスペーサーはやめておかれた方が賢明で、そのままスペーサーなしか、挟んでも(B)の5mmスペーサーに留めておくことを推奨します。
長くなり失礼いたしました。
詳細分からないので範囲を広げて書きましたが、ご不明な点がありましたら追加でご質問ください。

違法改造に関する回答

【動画】車・バイクニュース

【動画だから100倍楽しめる】YouTube車・バイク動画(すべて見る)

見て楽しむニュース

【動画だから100倍楽しめる】見て楽しむ車・バイクニュース(すべて見る)

【速報】車・バイクニュース

完全無料で話題の車・バイクニュースがすぐに読める(すべて見る)

【話題】今話題の動画

SNSで1000いいね!以上の話題の動画(すべて見る)

この質問に答えてみる

ハリアー60現行型に乗っています

匿名さん

ハリアー60現行型に乗っています。
インセット+28のホイールはツライチになりますか?違法改造になってしまうでしょうか。
よろしくお願いします。

※未入力の場合「乗り物好き」として匿名で回答できます。







※未入力可能

全角10文字以上4000文字以内