ラバーに塗ることで、ボールが弾むようになる薬剤のことです。
くい込みがよくなる効果もあるため、強打時の回転力も上がります。
試合後にバレたらその試合は反則負け。
試合前なら、別ラケットで試合すればOK。
累積で年間出場停止などの、かなり厳しめの処分が課せられます。
国際卓連のホームページを見れば分かりますが、意外と沢山の人が捕まってます。
‥‥日本人も含め(笑)。
取り締まりとしては、 1.違反成分(主に有機溶剤)の使用禁止 2.選手が、ラバー開封後に、物理的、化学的に何らかの加工を施してはいけない の2つが大きな柱です。
1.を使っている選手は最近では少なくなりましたが(それでも、まだ検出されるおバカさんもいますが‥‥)、 その代わり、検出されないタイプの薬剤を塗っている選手も多くなりました。
これらは有機溶剤と比べると効果はやや低いのですが、それでも無視できるものではありません。
やはりノーマルとは違います。
ここで2.が問題になってくるのですが、この条件が曖昧なため、騒ぎが大きくなっているわけですね。
たとえば、検出されない薬剤の場合、 選手が自主的に塗るのは、もちろん違法です。
が、メーカーの時点で、出荷前に塗ってから、選手がそのまま使えば、特に問題にはならないのです。
どの時点で塗られたのかが、判明させるのが困難なため、結局野放しになっているのが現状です。
選手のモラル次第、という面も。
日本は世界に先駆けて、このルールを進めた手前、多くの人間がこれを守っています。
モラルを守る、というのは日本人が得意とする分野ですから。
当然、そこを代表する選手たちも‥‥と言いたいところですが、取り締まる側の私が間近で見ていて、限りなくグレーな方もいらっしゃいます(笑)。