匿名さん
oosaka_ossanさん あなたの >一般的なスタッドレスタイヤの速度記号はQつまり160km/hです。
最近では普通のタイヤでもHだとおもうのですが、やはりゴムが柔らかいのでQになるのでしょうか? という質問に対して、変な回答が多いな、と思って回答を打っていたら、BAを選ばれたようなので、押し付けがましいですが、自分の回答をさせてください 一般論として「柔らかい」からNGはあっていますが、それではなぜ柔らかいとNGなのか。
それは柔らかいものを高速で運動させると熱が発生するからです。
熱を持ったゴムは熱的な劣化=ブローを起こします(F1タイヤだって熱でタイヤブロー→リタイアなんて聞きますよね) これが速度レンジを下げている最大の理由です それでは「柔らかい」って何でしょう 最大の要素がゴムです。
柔らかいゴムは発熱しやすいです また他の要素としては「剛性」です。
「剛性」とは強度と違い、「変形するか、しないか」です。
物は動き、変形すると熱を持ちます なのでスタッドレスのように溝で雪をかんで「雪柱せん断力」でグリップしたり、さらに細かいサイプやカーフで、トレッド剛性を下げ、路面への密着を増やしたり、滑る原因になる表面の水を排水させているので、トレッド剛性が下がるわけです。
なのでスタッドレスは低温でも柔らかいゴムを、溝やサイプで剛性が低い低いトレッドに使っているので、変形し、熱を持ちやすく、タイヤがブローを起こしやすいのです じゃスポーツタイヤはなんで柔らかいじゃん、という人がいそうですが、簡単にいうとスポーツタイヤも熱との闘いです 一つの例ですが ブリヂストンのサーキットを走るようなスポーツタイヤであるポテンザRE71Rと高速ツアラーのポテンザS001を比較します RE71R 245/40R18 97W S001 245/40R18 97Y ゴムが柔らかいRE71Rのほうが速度レンジがWどまりなのに対して、高速ツアラーのS001のほうが最高のYレンジです もっとわかりやすくレースやジムカーナに使う使うSタイヤA050はどうでしょう レース用 245/40R18 93W ジムカーナ 245/40ZR18 とスタートして1分で終わる、低温で発熱させなくてはいけないジムカーナ用タイヤが速度レンジをZRまで下げているのがわかると思います トレッド剛性はA050>RE071R>S001ですが、それでもゴムの発熱には勝てず、速度レンジがあげられません この辺、グリップ=発熱の関係がわかりますでしょうか? そしてスタッドレスに戻りますが、もう一つの速度との関係は遠心力です 速度があがると遠心力がかかり、タイヤの内部構造をはがす方向に動きます 日本のスタッドレスはこういった内部補強が少ないです。
こういった内部補強をしてしまうと、タイヤの剛性があがり、雪道での密着性が下がります。
スポーツタイヤはこういった補強をガチガチに行っています 海外製のスタッドレス、というか欧州で使われるようなウィンタータイヤは速度レンジがVとか当たり前ですが、比較的低温で柔らかいゴムを、かなり補強されたケースに乗せて、高速走行性をあげています なので スタッドレスタイヤ=低温で柔らかいゴムを剛性が低いトレッド、剛性が低いケースに乗せているので、熱に弱いため、速度レンジがあげられない (スポーツタイヤ=高温で柔らかいゴムを剛性が高いトレッド、ケースに乗せている、それでもサーキット指向のものはグリップ重視で高速ツアラー指向のものより速度レンジがあげられない) お分かりいただけましたか なので、スタッドレスは制限速度以内でなるべく使ってください 160km超えても突然ブローするわけではありませんが、剛性の問題で高速での操縦安定性は低いですしね