ご指摘の場面ですが、第7Rの1分30秒付近で発生しています。
河野がワンツーの連打を立て続けにヒットし、これが効いた興毅は足も手も止まり、ロープ際まで後退。
絶好のチャンスと思われたのですが、なぜか河野は攻撃を止めてしまう。
そして自らの両拳をパンパンとぶつけ、レフェリーに何事かをアピール・・・・・ あれは何をやっていたのかと言うと、レフェリーに対して「ヒッティング」を訴えていたのです。
その直前、河野が足を使って前後左右にサークルしながら波状攻撃を続けるわけですが、その際、深めに前傾した河野の頭が軽く当たり、興毅が「バッティングじゃないか」とアピールしたのですが、もちろん故意ではなく、なおかつかする程度だった。
レフェリーもこの小さな衝突に関してはまったく問題にしておらず、河野の過剰反応だったのですが、これにはちゃんと理由がある。
このラウンド、開始30秒付近でレフェリーが一度試合を止め、かなりの時間を取ってリングサイドの立会人と何かを確認した後、両選手をリング中央に呼び、次の通り最後通牒を突きつけます。
「Next one, fight is over.」 興毅が序盤に繰り返した悪質極まりないローブローは、主審の適切な対応(警告と減点)で落ち着いてはいたものの、頭を突き出して前進する興毅の”当たり屋戦術”に加えて、頭をくっつけた状態から揉み合いに移行する展開が続き、直前の第6R、終了ゴングの直後にガードを解いた河野めがけて右フックを打ち込み、思わず河野が大声を上げる一幕も・・・・ 今回主審を務めた地元イリノイの審判は、史上初となる米本土での日本人同士によるタイトルマッチがラフな展開で荒れ、そのまま壊れてしまわないよう、常に適切な注意と対応で試合をコントロールしてくれた。
近年稀に見るプロのレフェリング、素晴らしい仕事ぶりだったと評していいと思います。
端的にまとめてしまえば、かつてのポンサクレック戦と同じ。
散々頭突きをしかけておいて、いざ自分がカットした途端、歴史的なタイの名チャンピオンの反則をセコくアピールし、減点を拾おうとした場面の再現とでも言えばいいのでしょうか。
反則ありきのセコく汚いボクシングも含め、この男の本性は何1つ変わっていない。
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