平成3年の発売と同時に納車されたビートに乗り続けていますが、S660に乗り代えるつもりは有りませんし、試乗に行っても、運転は友人に任せて助手席で十分でした。 S660は2座ミッドシップ軽と言う以外は全く共通点の無い車です。 S660はその名の通り、生誕50年を迎えるS600・800の流れをくむスポーツカーです。 駆動方式は違いますが、スポーツ走行を目指して作られた車です。 S800にクーペモデルもありましたが、S660の上級モデルで、輸出を目的としたS1000でのオープンモデルは無く3ドアクーペになる予想です。 ビートは自らスポーツカーでは無く「ミッドシップアミューズメント」と称してミッドシップの走りで風と戯れるオープンカーとして開発されています。 従ってむやみなパワーを着けない為にターボも着けずにパワステもATの設定もありません。 背中から聞こえるエンジンのサウンドもオープンを楽しむ為のこだわりがあります。 フロントウインドウの傾斜などの全てが適度な風の気持ち良さを第一に設計されています。 高回転でスムーズに廻るエンジンの出足は早く、オープンを楽しむ為に高速域ではそれほどのパワーもあえて出さない設定です。 ビートの直ぐにオープンに出来ると言うのは間違いではありませんが、非常時には簡単に屋根を閉める事が出来る良さは有ります。 この手の幌車は基本的に室内保管でオープンのままに置いておき、雨の降らない暑さ寒さもオープンで走れる時だけ乗る車で、出かけてしまえば少しくらいの雨なら屋根を開けたままで帰ってくる物です。出先でも一泊するホテル等のPでは屋根をしますが、買い物や食事程度ならオープンのままで置く物です。 コペン等で留める度にボタンを押して屋根を閉める方も居ますが、みっともないと思います。 意外と今でも純正部品は苦労しはしませんが、いくら欲しくても良い出物に出会うのは奇跡に近いと言えます。 総生産台数は33,000台余りですが、現存するのは70%くらいと言われていますが、程度が良く長く乗られている方は手放す事がありませんし、今売りに出ている物は見かけは綺麗でも乗りだすといくらお金がかかるか分からない物も多いようです。 何年もかけて、色々なルートも作って探す気ならビートほど楽しく素晴らしい車は有りませんが、そこまで気力が無ければ納期がかかると言っても来年の後半には手にする事の出来る新型でS660を選ばれると良いと思います。 ビートでは当たり前の雨漏りもあまり無いかもしれません。