今日の自分は空振り病。 ♪るーるる、るるる、るーるる・・・ (鼻にかかった声で) 「今日のゲストは、数々のドライブを制覇した、ミスター空振リスト、カラブリック・フォン・スカシモン ティさんです。」 (流れるテロップ) ~スピンにこだわり抜いたドライブ。コンパクトなスイングながらも、そのスイングスピードの速さは音速を超えるとも言われ、スイングスピードの速さのほとんどがスピンにつぎ込まれる。そして、ラケットから放たれるわずか3gにも満たない球は、台にすいつくような弧を描く~ (息継ぎをしないくらいの早口で) 「スカシモンティさんは、オーストリア出身でいらっしゃって、数々の主要な大会で御活躍されているんですよね、まあっ、ほんとに。ごめんなさい、ちょっとここでCMです。」 (流れるCM。スカシモンティと契約しているラケットメーカーのCM。スカシモンティの華麗なスイングの超スローモーション映像) (映画の予告編のような渋いナレーションで) 「あなたは打球感やスピードだけで、ラケットを選んでいないか?」 (エニグマのようなキリスト教色の強い音楽が流れ、スカシモンティのバックに太古の地球の火山が噴火する映像。そして、球がフレームイン。ラケットに近づいたところでCMが終わる) テレビ局に鳴りやまない苦情の電話。 「どれだけスカせば気が済むんだ!!」 こんな体験、ありませんか?