何を持って乗り心地とするかにもよりますが、突き上げに関しては、エクストラロードタイヤかスタンダードタイヤかにかかわらず、空気圧を下げると改善されます。
また、同サイズ同空気圧であっても、ル・マンからレグノへ履き替えるだけで突き上げだけでなく、ノイズもかなり軽減されます。
空気圧とロードインデックス(以下「LI」とします)の関係では・・・ 20系 WISH 2WDの車両総重量が約1,800kgです。
単純計算ではありますが、1,800kg÷4輪 = 450kg/輪。
前後重量配分や荷重移動の負荷を20%加味して安全をみても540kg/輪です。
では、その540kgを支えるのにどの程度の空気圧が必要なのかロードインデックス表から割り出しますと・・・ 純正:LI=91 約200kPa (JATMA) 現行:LI=93XL 230kPa (ETRTO RENF) ・・・となります。
従って、現在履いているル・マンの空気圧も大よそ230kPaで問題ないということです。
確かにエクストラロードタイヤの場合は、耐荷重性能だけを考えるとスタンダードタイヤよりも少し高め(20~30kPa)に空気圧を入れる必要があるのですが、重量の条件を満たしていればその必要はありません。
但し、運動性能なども加味すると少し高めの空気圧設定が基準になると思います。
一方、純正での指定空気圧は230kPa(JATMA)ですから、600kg/輪を支えらような高めの設定です。
なぜそうなっているかというと、耐荷重性能だけで空気圧が決められているわけではないからです。
特に純正タイヤは、タイヤメーカーと自動車メーカーがテストを繰り返して、運動性能、乗り心地、燃費、耐摩耗性をバランスさせて指定空気圧を定めています。
なのでタイヤ銘柄が変わっただけでも指定空気圧が変わる可能性があります。
従って、インチアップ等をすると、メーカーの治験がないので、ユーザーが独自に適正空気圧を判断することになります。
LI=91(JATMA)とレグノの組み合わせでは、耐荷重だけを考えると下限は200kPa~上限はJATMA性能保証の240kPaの間の空気圧が適当ということです。
最近は燃費をよくするために高めの空気圧が好まれます。
レグノであれば高めの空気圧にしても十分に突き上げはいなしてくれると思います。
JATMAの性能保証上限の240kPaあたりでもよいかもしれませんね。
長くなり恐縮ですが、ご参考になれば幸いです。