昔の戦争での弓やクロスボウは金属の鎧や盾までも貫通する威力があったというのは本当です�

匿名さん

昔の戦争での弓やクロスボウは金属の鎧や盾までも貫通する威力があったというのは本当ですか？ だとすると生身なんてひとたまりもないわけだし、 銃と同様に防ぎようがなくないですか？

本当です。
初期の戦闘用のものは弓の先端にあぶみがありここを足で踏んで、ベルトにつけたフックを弦にひっかけ、両手で弦を持ち腰と背筋力で引きました。
チェーンメールは十分貫通しました。
そのあとの重弦式とかはクランクと滑車を使った巻き上げ機で弦をまきあげました。
人力だけでは無理な張力です。
1分で1発とかが発射速度です。
矢は太く短く重いので、弓の矢のように放った瞬間に慣性でおきる波うち現象は制限されます。
プレートアーマーもぶち抜くくらいです なので教会は非人道的な武器として何度も禁止令を出してます。
それに騎士としてもメイスで殴られ倒されて骨は折れても生きてるので、 身代金であとは決着がつきますが、クロスボウだと死んでしまうので儲けになりません。
それとクロスボウは、弓のような仰角をつけた打ち上げ発射ではありません。
弓は面制圧なので、上から落ちてきて敵軍の奥ゆきのある攻撃ができますが、クロスボウは水平発射なので 最前線一列しか効果がありません。
戦列歩兵と同じですね。
威力はあっても弓より使いにくい武器なんですね。
でも狙いをつけるとそのままの姿勢で力もいらないという面もあります。