正確な情報と共にお伝えしますね。
■ フロント ホイール 8.5J+43 ワイトレ 15mm 実サイズ 8.5J+28 上記より、現状のフロントは実質「8.5J+28」であることをご確認いただけると思います。
これを「9.0J+35」に交換した場合、計算上は0.65mmツラが引っ込みます。
つまり見た目のツラは変わらないということです。
「9.5J+41」でもほぼ同様なツラ出し状態となります。
以下、カッコ内が現状を基準にしたツラ出し寸法です。
<ツラ出し寸法> 現状 8.5J+28(±0mm 基準値) 候補 9.0J+35(-0.65mm) 事例 9.5J+41(+0.3mm) ■ リ ア ホイール 9.5J+43 ワイトレ 20mm 実サイズ 9.5J+23 上記より、現状のリアは実質「9.5J+23」であることをご確認いただけると思います。
これを「10.0J+38」に交換した場合、計算上は8.65mmツラが引っ込みます。
つまり現状よりもかなり引っ込んだ見栄えになります。
現状と同じツラにするには「10.0J+30」または「10.5J+36」あたりのサイズになります。
以下、カッコ内が現状を基準にしたツラ出し寸法です。
<ツラ出し寸法> 現状 9.5J+23(±0mm 基準値) 候補 10.0J+38(-8.65mm) 事例1 10.0J+30(-0.65mm) 事例2 10.5J+36(-0.3mm) ■ リム幅とインセット(オフセット) 上記のツラ出し寸法の計算は大変簡単なものなので、覚えてしまうとラクですし、これから選ばれるホイールの選定にも幅が生まれると思います。
まず、「リム幅」は、インチ表示になっています。
1インチ=25.4mmです。
例えば、8.5J+43から9.5J+43に交換した場合は、リム幅が25.4mm(1インチ)広がって、内側にも外側にも12.7mmずつ出っ張ります。
フェンダー内側は12.7mm空間が狭くなり、外側は12.7mmのツラ出しということですね。
次に「インセット」について説明をしておきます。
「インセット」というのはリム幅の中心からハブ取付面までの距離のことです。
例えば、インセット43mmというのは、リム幅の中心から43mm外側にハブ取付面があることです。
先ほどの続きで、9.5J+43を9.5J+23に交換した場合、インセットが20mm減少し、ホイール全体が20mm外に移動します。
つまり、フェンダー内側は20mm空間が広がり、外側は20mmツラ出しされることになります。
最後に、8.5J+43から9.5J+23への交換を想定した計算をします。
リム幅で25.4mm広がり、内外ともに12.7mmずつ出っ張ります。
また、インセットは20mmの縮小ですから、ホイール全体が20mm外側に移動します。
結果、フェンダー内側は7.3mm(12.7-20)空間が広がり、外側は32.7mm(12.7+20)ツラ出しされることになります。
このように計算していきます。
覚えると全て暗算で計算可能なものです。
余談ですが、8.5Jの「J」というのはフランジ(ホイールの外周部分)の形状を意味します。
リム幅とは関係ありませんので「J数」という表記は誤りとなります。
また「インセット」と「オフセット」は同じ意味なのですが、2008年7月の工業規格の変更により「インセット」という表現に改められました。
■ 正規のツラ出し方法 クルマのサスペンションは、純正ホイールのインセットを基準に設計されています。
最近ではインセットの値が40mm以上と大きめの車種が増えていますが、その方がサスペンションの剛性や追従性を高めやすい傾向にあるためです。
なので、インセットを極端に小さくしたり、分厚いスペーサーを挟んだりすると、インセットが大幅に縮小してしまい、クルマには大きな負担となります。
これは特にステアリング機構のある前輪に顕著で、ワダチにハンドルを取られやすくなったり、ブッシュ類の寿命が短くなったり、場合によってはブレーキ性能にまで影響が及ぶ恐れがあります。
これはスクラブ半径が大幅に狂うために発生する現象なのですが、こうした事情をご存じなくネット上にアップされている方も多いので、情報の選択には注意が必要です。
これゆえ、インセットは変更しても、純正ホイールの値から10mm縮小程度までといわれています。
従って、正規のツラ出し方法は、インセットをあまり変えずにリム幅を拡大して対応します。
今回の質問者様の変更は、この方式に従っていますので、サスペンションの動きは現状よりも適正近づきます。
ご確認いただきたいのは、特にフロントのホイールは、純正のインセットから10mm以上の縮小にならないようにする点です。
長くなり失礼いたしました。
その他ご不明な点がございましたら、追加でご質問いただければ幸いです。