車の空気抵抗は、大雑把には圧力抵抗(形状抵抗)が9割で、摩擦抵抗が1割と言われています。
ですから可能な限り圧力差を生み出さない事が重要となります。
それには前方投影面積を小さくする事や涙滴型デザインを用いる事は、非常に有効な手段となります。
同様の理由から、自転車のスピードトライアルのヘルメットやホールもあのような形状になっています。
^^ 空気を切り裂き突き進むには、前方投影面積を小さくする事は非常に有効で、空気を押し潰す事で生じる正圧(圧力抵抗の一つ)を減らせます。
正圧が低いと言う事は、後部で生じる圧力の差も軽減できるので、気流が塊となって引き離される状態(負圧が生じて引っ張られる=圧力抵抗の一つ)も少なくなります。
更に涙滴型デザインは、後部での気流の失速を軽減できますから、圧力差をもっと減らせるので負圧抵抗がさらに少なくなります。
他には、内部流抵抗や干渉抵抗といった、車の内部や路面との間に流れる空気の抵抗があります。
これらは狭い空間を流れる事で生じるものですが、ラジエーターなど冷却に必要不可欠な要素も含まれるので、無暗に減らす事が出来ません。
ただ整流板などを用いて乱流を防ぐと圧力差も減るので、抵抗を減らす事ができます。
因みに空気抵抗係数(Cd値)=抗力ではないので、それがそのまま性能とはなりません。
実際には前方投影面積のほうがCd値よりも2桁くらい大きく作用しますから、前から見てデカい車ほど燃費は悪くなりやすいと言えます。
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