ナンバー誌に、世界王者の小國選手の インタビュー記事がありました。 小國選手によれば、「スパーも含めて 一番強かったのは井上選手であり、 壊されるほど強く、グスマンどころ ではない。自分は今でも、井上選手に 絶対に勝てない。現役最強は井上選手で、 ロマゴンより上」とのことでした。 八重樫選手も、ロマゴンより井上選手が 上だと言っていました。 Sフライ級以上でやるなら、井上選手は ロマゴンにも勝てるのでは?
ナンバー誌に、世界王者の小國選手の インタビュー記事がありました。 小國選手によれば、「スパーも含めて 一番強かったのは井上選手であり、 壊されるほど強く、グスマンどころ ではない。自分は今でも、井上選手に 絶対に勝てない。現役最強は井上選手で、 ロマゴンより上」とのことでした。 八重樫選手も、ロマゴンより井上選手が 上だと言っていました。 Sフライ級以上でやるなら、井上選手は ロマゴンにも勝てるのでは?
当たり前ですが、スパーリングは実戦とは違います。 本番とは比べ物にならない狭いリングに、大きなグローブとヘッドギア。そしてスパーをやった時の、2人のコンディションがどうだったのか。 2014年7月下旬、WBO王者フランシスコ・ロドリゲスとの王座統一戦(メキシコ開催)を2週間後に控えた高山勝成が、L・フライ級王座の初防衛戦(9月)に向け、本格的なジムワークを始めた直後の井上とスパーリングを行った。 減量が佳境を迎えていた高山は、追い込みの疲労もピークで満足に動くことができず、減量をスタートしていない井上は快調。高山は井上の右を浴びて、ヘッドギア着用+大きなグローブにもかかわらず、古傷化した瞼をカット。 スパーを行った時の2人の体重差も含めて、高山陣営はやらずもがなの無理を押してしまい、敵地での統一戦を目前に、大きなハンディを背負う破目に陥った。 かつて「一瞬の夏」を著した沢木耕太郎は、取材の過程で帝拳ジムの長野ハルマネージャーの下を訪れ、カシアス内藤の再起の可能性について尋ねている。 1978年10月、4年3か月ぶりに実戦のリングに舞い戻った内藤は、L・ヘビー~クルーザー級で鈴木利明らに連敗していた大戸健と対戦。いきなり10回戦でのカムバックだったが、5回KOで大戸を破り、ポテンシャルの違いを見せつけると、翌79年3月、再起第2戦でJ・ミドル級の元東洋王者、羽草勉を7回KOに下す。 さらに、当時の日本J・ミドル級王者、堀畑道弘とスパーリングで手合わせした内藤は、スピード&スキルの差をいかんなく発揮。ほとんど問題にせず翻弄。 内藤の出来に手応えを掴んだ沢木は、現役チャンプ堀畑とのスパーの様子を長野ハルに伝えて、世界タイトル挑戦への可能性を探る。長野の答えは、沢木の期待を大きく裏切るものだった。 「スパーリングなら、内藤は堀畑を問題にしないでしょう。堀畑は不器用で、いい時の内藤のように才気走ったボクシングはできない。内藤は堀畑をおもちゃにするでしょう。」 「でも、スパーリングはしょせんスパーリング。実戦とはまるで違う。実際の試合になったら、堀畑も内藤を自由にはさせない」 ハートの弱さが最後の最後まで祟ったカシアス内藤と、強いハートを持つ井上をまったく同列に語るのは間違っている。適切ではない。単純な比較は甚だ不適切で節間違っているけれど、終戦直後の昭和20年代半ばから帝拳のマネージメントを取り仕切り、昭和~平成に及ぶ日本ボクシング界の生き証人とも言うべき重鎮の1人、長野ハルの言葉には、軽々に聞き流すことのできない重みがある。 スパーリングにおける井上の強さは、高校時代から有名だった。しかし現実の試合になると、減量を含むコンディショニングの難しさや、対戦相手のレベルの影響で、スパーリングのような圧倒的な力を発揮できない事も多い。 どれほど桁外れの物凄いパワーをスパーリングで発揮しても、実戦のリングで使えなければ意味がない。本番用の小さなグローブで、フルパワーの右を今の井上は打つことができず、腰痛まで抱え込んでいる。 プロ僅か12戦の23歳とは思えないほど、井上の右拳とフィジカルは痛みが出ており、リングに上がってみるまでその日の調子がわからない。 いくらスパーリングで化け物じみた強さを見せつけたとしても、S・フライ級のリミットで同じ力を発揮できなければ、絵に描いた餅、空手形になってしまう。 164cmの井上が本当に122ポンドまで階級を上げて、172cmの小國(ナチュラルなS・バンタム)とガチンコで激突した場合、スパーリングの時と同じ状況になるとは限らない。小國も当然本気で研究してくるでしょうし、8オンスグローブでマキシマムの右強打を打ち切れなければ、小國のフットワークとジャブが活きる目も出て来る。 ロマ・ゴンとの比較も、現時点ではS・フライ級を想定するのが筋。115ポンドで「階級の壁」にぶつかったロマ・ゴンに、今すぐバンタムへのさらなるアップは非現実的。井上にしても、170cm台前半の118ポンドのトップレベルと対峙した場合、どういう展開になるのかは未知数です。
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