CVTは摩擦伝達ですし、プーリー径を維持する油圧が常に必要で、何かと効率が悪いトランスミッションです。 油圧だけで エンジン出力の10〜15%も無駄にしますし、摩擦伝達では伝達トルクを大きくする程接触面積を増やさざるを得ず、伝達損失が更に大きくなります。 CVTでも燃費が良いのは、CVTの無段階変速という特徴を使って、エンジン回転数を維持してエンジン燃焼効率を飛躍的に向上させるからです。 エンジン燃焼効率がCVTの伝達損失を上回るので、総合的に燃費が良くなるだけです。 CVTは低コスト・小型化という点が価値の殆どです。 日本メーカーはとにかく安い大衆車を提供するので、コストに一番センシティブです。 安く提供できるCVTを採用するのは当然なのです。 燃費を向上させるために変速比を低くしてエンジン出力が非力になっても燃費値を最重視しています。 購入者が燃費値で一喜一憂するので、売る事を重視すれば、燃費値だけ良くすればば良いのですから。 CVTは連続して変速比を変えるため、エンジン回転数増と加速が比例しません。 これが違和感となるので、運転に思い入れがあればこんなトランスミッションが良いとは思わないでしょう。 メーカーでもそれがわかっているから、変速比にわざわざ段を作ってパドルシフトまで用意しています。 段階があったら、折角のCVTの特徴が無駄になります。 燃費も悪化しますから、走らせる雰囲気の演出にしかならないでしょう。 段階が必要なら、他のトランスミッションを使うべきです。 欧州では、先代モデルでCVTを採用していたAudiが、新型モデルではCVTを全敗しました。 もはやCVTの時代では無いでしょう。 CVTに投資して回収がまだの企業が多く、他の方式へ以降できないメーカーの性ですね。 一気にハイブッドモデルを拡充しようとしているのも、CVT廃止への流れかと思います。 (ccttttiizzeennさんへ)