人間工学的には、常時表示する情報をできるかぎり減らす方向にあります。
計器類は少ない方が判別性が高まるので、ドライバーのミスの誘発を防ぐためです。
昔のスポーツ車両は7眼メーターなどありましたが、現在は丸型が機能的とされる速度計と回転計の2つのメーターが中心にとり、残りはインジケーターや液晶パネルで表示するのが今風です。
計器類が多いと何か異常があっても気づきにくいのですが、少ない計器類の中に警告灯が光ると目立ち、異常を知らせやすい効果もあるようです。
最近では液晶パネルなどを埋め込む車両も出てきて、シンプルでも高級感のあるインパネの表情が作れるようになったのも大きいでしょうね。
GD/GG、GE/GHインプレッサとも、実質は2眼式なのですが、燃料計と水温計をまとめて円の枠内にレイアウトして、3眼に見えるようにデザインされています。
これには賛否両論あるようです。
機能的にも見た目にもよいという意見と、3眼に見せかけたフェイクだという意見です。
後者の意見は、燃料計や水温計をデザインのためだけに無理矢理丸型枠内に納めた偽者で、スペースの無駄づかいということのようです。
そういわれるとなるほどとも思います。
これはスイフトスポーツ等でも同様のお話はありますね。
実際に、3眼にしようと思うと難しい面もあります。
速度計と回転計はいいとして、もうひとつの大型メーターは何か? ということです。
勢いよく動いてくれるメーターは、ターボ車のブースト計ぐらいのもので、NA車では取り付けるメーターに困るのが実態だったりします。
なので、本質的にはシンプルに速度計と回転計をしっかりレイアウトしたインパネが基本と思います。
個人的には、見栄えが殺風景でなければ何眼でもいいと思いますが、むしろメーターの文字盤のロゴや、メーターの光り方、さらには速度計や回転計のスケールが気になるところです。
速度計のスケールは180km/hが上限ではなく260~300km/h程度を上限とするメーターですね。
回転計は7,000回転以上からレッドゾーンがはじまるメーター。
こうなると気分が盛り上がります。
しかしこれはそれなりに高性能な車両でないと見せ掛けだけのメーターになりますね。
添付の写真は新旧WRX STi のものですが、よくできていると思います。
上が現行、下が旧型のGRBです。
この3眼もいいですね。
速度計280km/h、レッドゾーン8,000回転から。
ゾクゾクします。