匿名さん
LAD フリードマンの真の狙いとは?POを勝ち抜くために 新社長の真の目的がPO進出にあるのではなく、POを如何に勝ち抜くのか? ここに焦点が合っているのは間違いありません。
まずそのために チームケミストリーを改善するために ハンリーとケンプを外したわけですが、では ゴードンを外した理由とは? 短期決戦では マラソンではなく短距離走でもあり、先発の3番手までが基本 MAXに近いモードでギアを一段上げて戦うわけであり、シークレットソースなどを紐解くまでもなく 得点力と失点防御力を比較した際、より大事なファクターは 防御力です ピタゴラス勝率というものがあり 得失点差+100以上もあればおそらくPOには進出できます。
現有戦力でもLADはおそらくクリアできますが、仮に得失点差が+150であっても チームA 得点+800 失点-650 チームB 得点+750 失点-600 であればどちらもPOには出る可能性が極めて高いが、POに出たとき強さを発揮する可能性が高いのはチームBであることが統計的にも明らかになっている。
そうシークレットソースでは言っています 短期決戦では 運の影響が大きい。
たしかにそうです。
防御力における投手BABIPの影響も相応に受ける。
ここで実力によって 投手BABIPの悪影響を戦う前において如何に排除するのか 戦略家とは戦う前にある意味 勝負にけりをつけている人のことであるとすれば BABIPの悪影響を排除するには ●投手の奪三振力を高めて そもそもインフィールドに打球を飛ばさないか ●守備力を高めて 完全なヒット性の当たりもアウトにしてしまう陣容を揃えるか この2点に尽きます。
それはセイバーメトリクスを報じる 戦略家なら間違いなく考えることです。
そして 今回 2014 ゴードン -4 ハンリー -9 ケンプ -23 DRS この3人に共通しているのは キャリアを通じて安定して 守備指標がマイナスであるということです。
たとえ 打撃がダウングレードしても ペナントではなくPOを勝ち抜くために 守備力の劣るチームワーストの3人を外したかった INした選手 セカンド ケンドリック +7 ショート ロリンズ +4 もう狙いは明らかであり、すべてはPOを勝ち抜くため 今年のWSを見ていても KCの驚異的な守備力が如何に短期決戦で大事か それをフリードマンは確信したはずです 個人的にはずっと 戦略の研究をしてきました。
ビーンとフリードマン この二人 TBとOAKのチームスタッツの傾向性が非常に似通っている 考えていることがスタッツに顕著に表現されると言う印象を持ってきました 現代のGMで優れた戦略家は他に誰かいますか? 短期決戦で大事とされる 3大要素 シークレットソース 奪三振力の優れた投手を揃えている 守備力がいい ブルペンが強固である ビーンやフリードマンのようにセイバーによって数字を詰めるだけつめて事前に準備することも大事ですが、短期決戦では数値化されない経験や無形の力といったものも 同等に 大事になってくる。
ラルーサではないですが まさしくオールドスクールの本領は 短期決戦でも活きる。
どちらも 本当の意味で追求する価値が十二分あります。
セイバーメトリクスを無闇に 振りかざす人に限って スモールのまともな歴史やその重要性を知らない人が多すぎるように感じるのは私の錯覚でしょうか