優勝したポルシェ1号車はスタートでトヨタ5号車にホールショットを奪われた以外は快調に走り続けほぼノートラブルで安定して速かったですね。 2号車の方は1号車ほどの速さはないものの、ピットで何度かトヨタ6号車を逆転しレースを面白くしてくれました。 結果としてもドライバーズチャンピオンシップ争いで優位に進めるべく完走&4位は悪くなかったと思います。 1号車の方は引退を発表したマーク・ウェバーが優勝を飾れて良かったですね。 一方トヨタは5号車、6号車ともにスタート直後からタイヤが合っていないのかいまいちペースが上がらないように見えましたが、中盤以降は優勝したポルシェ1号車とのギャップを見てもかなり良いペースで走れていたように感じました。 2号車とチャンピオンシップを争う6号車は2度のパンクで緊急ピットを必要としましたが、それでも2位表彰台とトラック上で速さと競争力がありましたね。 可夢偉が2号車とのバトルで何度もオーバーテイクを決めるシーンがありトヨタファン的にも面白いレースだったと思います。 可夢偉は2号車とのバトルでわざと2号車にマーブルを拾わせてピックアップさせるクレバーな走り見事でした。 優勝した前回富士でも同じようなコメントしていましたが不信のSFと比べWECは最高に乗れていますね。 レースは最後のスティントで6号車5号車ともにタイヤ無交換のスプラッシュで2号車の前に出ましたが、タイヤ交換をした2号車よりも無交換のトヨタ勢の方が良いラップタイムを重ねていたのは密かに驚異的だなと見ていました。 今回トヨタはレースは序盤からポルシェに対して周回数でアドバンテージがあり燃費的に優位だったのと、TS050はタイヤに優しいマシンということで、特にレース終盤ライバルよりストラテジーの幅があってここ2戦良い結果を残せてますよね。 もちろんサーキット特性が終盤3戦トヨタ向きということもありますが、空力的にマシンの熟成が進んでいることも大きく、序盤に比べトラブルも減ってモメンタム的にも良くなってますね。 来シーズンのルマンが俄然楽しみになってきました。 最後に先日今シーズン限りでWEC撤退を発表したアウディはちょっと不運が重なりすぎでしたね。 7号車はスタート直前にノーズ交換の情報もありましたし、スタート直後からアンダーステアに悩まされていたようで、エアロ的なものなのかペースが上がらずポルシェ、トヨタに置いて行かれる展開で苦しかったですね。 まずまずのペースで走れていた8号車も給油装置のトラブルで何度も緊急ピットを強いられ、しまいには7号車&8号車で同士討ち、その時に負ったトラブルでエアジャッキが上がらなくなるという珍しいトラブルと踏んだり蹴ったり、最終的に8号車が3ラップダウン、7号車が14ラップダウンでした。 いよいよ次の最終戦がひとまずアウディのWEC最終戦にもなりますし、良い結果を期待したいですね。 それからアンドレ・ロッテラーなど来シーズンの動向も気になるところです。 SFではトヨタ陣営で走っているアンドレですが、SFの方も未定なようで気になるところです。 >トヨタがチャンピョン撮る可能性はあるのでしょうか 今回トヨタ6号車がポルシェ2号車の前でフィニッシュしたことで、ドライバーズチャンピオンシップは最終戦に持ち越されましたね。 その差は17点なのでポルシェ2号車の動向次第にはなりますが、トヨタ6号車は優勝もしくは2位がマストになります。 ちなみに最終戦で獲得できる最大のポイント数はポール1pt、優勝で25ptsなので計26ポイントです。 幸いバーレーンはTS050にとって相性の良さそうなトラックなので望みはあると思います。 ただ2014年にトヨタがチャンピオンになった時もそうでしたが、ポルシェ2号車は当然勝ちに行くレースではなく、完走を大前提にレースを進めるでしょうから状況的には難しいと言わざるを得ません。 他力本願にはなりますが、トヨタファンとしてはルマンが非情な結果だっただけにチャンピオン奪還して有終の美を飾ってほしいところではありますね。 >アウディはどうしたのか? 前回富士でも7号車はハイブリッドのトラブルでリタイヤしていますが、今回はセットアップが決まらなかったのか、タイヤを合わせられなかったのかパフォーマンスが良くなかったですね。 おまけにトラブルも発症してしまいアウディファンにとっては撤退してしまう残り2戦でこの展開は寂しいところだと思います。 なんとか最終戦バーレーンでは結果はどうあれトラブルなく最後の雄姿を良いパフォーマンスで終えてほしいところです。