自由競争のお国柄のアメリカ。MLBは何故選手の獲得とか制限を設けているのか不思議ですよね。贅沢税とか。ウェーバードラフト

自由競争のお国柄のアメリカ。MLBは何故選手の獲得とか制限を設けているのか不思議ですよね。贅沢税とか。ウェーバードラフト

自由競争のお国柄のアメリカ。MLBは何故選手の獲得とか制限を設けているのか不思議ですよね。贅沢税とか。ウェーバードラフトとか。

◆ MLBでは1964年までドラフト制度はなく、すべての選手が自由獲得競争でした。 しかし戦後アメリカが非常に豊かになると、MLBのほとんどの球団の資金も豊富になり新人獲得競争は暴走化。 ついに1964年にロサンゼルス・エンジェルスがウィスコンシン州立大のリック・ライカート(Rick Reichardt)に契約金20万ドルという当時としては非常識な金額で契約しました。 当時のMLBの超一流選手でも年棒は約10万ドルだったので、その額の大きさがわかると思います。 一度もMLBで活躍していない選手に異常な大金をつぎ込むようなことが続いては、球団経営が圧迫されてしまうと危惧したオーナー達が翌年から(本来アメリカの憲法精神とは相譲れないのを承知で)ドラフト制度を採用したのです。 ◆ 贅沢税導入は、1994年のMLBストライキが発端です。 当時の労使間の問題のひとつに、巨大都市で非常にたくさんの運営資金を持つ球団と、小都市で限られた少額の資金しか集められない球団の格差があまりにもひどくなり、運営資金の大小が、そのまま優勝を常に狙えるチームか、万年ドアマットチームに沈むかを完全に分けてしまうという状況がありました。 そこで、今後の球団格差是正策のひとつとして、1997年から贅沢税(Luxury Tax)を導入したのです。 ◆ ウェーバー制度は、どちらかというとチームで不要になった選手を再活用するための制度なので、自由競争とはすこし意味合いが違うと思います。 ◆ アメリカは国歌の歌詞にもあるように、「自由(な取引)」があることを非常に重要していますが、自由競争が行き過ぎるとMLB全体にとってよくないことがしばしば起きたため、一種の社会主義的な方策もとっています。 MLBは司法で「ビジネス」と定義されていない団体で、独占禁止法の適用除外になっています。 このためMLBは自分の意思で自由主義的であろうが、社会主義的であろうがどのような方策も自由に設定でき、しかも民主党・共和党どちらからも非難される権利がないという特権を有しています。

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