「原付二種の規制緩和、というのは、「妄想」だったのでしょうか?」 質問者さんが言われている「緩和」が、原付を125ccに拡大する、あるいは普通自動車免許で125cc以下のバイクに乗れるようにする、と言う話を指しているのであれば、妄想ですよ。
少なくとも、メーカーがそれを意図して体制を変えている、なんてことはありません。
現時点でメーカーが言っているのは、125ccのバイクの免許をもっと取りやすくできないか、と言う程度の事です。
「そうでなければ、原付一種だけ協業なんて、あり得ない気がします」 そもそも50cc原付の市場は縮小傾向です。
原付免許の新規取得者数は、平成19年度が23万人、23年度が17万人、27年度は12万5千人と、どんどん減っています。
日本以外の国では既に 50ccと言うカテゴリーは滅亡していますので、今後が全く見込めない市場と言う事です。
であれば、協業体制で生産を集約するのは、十分に意味のあることです。
また、わざわざ協業体制を組んでまで生産を維持しようとしているのですから、近い将来に50ccと言うカテゴリーが消滅する自体にはならない、とメーカーは踏んでいると言う事ですよね。
仮に近々に、技能試験なく乗れる「原付」が125ccにまで拡大される、と踏んでいるとしたら、わざわざ協業などしません。
個別に撤退の準備に入るでしょう。
125ccモデルなら世界標準ですから、既存の製品を外国の工場で作って持って来れば済みます。
「自動車の免許を取得した人が、原付を使うことなんて、あるのでしょうか?」 確かに、原付免許を取らなくても、普通自動車免許があれば原付には乗れますね。
ただ、現在はそもそも原付を移動手段と見ている人がごく減ったように思います。
私の親族知人の誰一人、普通免許を取ったからと言って原付バイクに乗ろうだなどとは考えていません。
30年くらい前なら、まず原付免許を取り、次いで自動車の免許を取ると言うのが一般的でしたし、その後20年くらい前になると、原付免許を取らないまま自動車の免許を取るのが普通になりましたが、それでも高価な自動車はそうそう簡単に買えるものではなく、手軽な移動手段として原付を買って乗ると言うのは普通でした。
ただ、今では「原付」そのものが選択肢として認識されていないようです。
原付免許の取得者数の減少も、その意識が現れたものだと思います。
健康やエコを指向する自転車の普及も、原付離れを後押ししているでしょう。
原付すら移動手段として考えていない人が、仮に125ccに乗れるようになると言ったところで、バイクに目を向けるとは思いませんよ。