体力テストで、小学6年生のソフトボール投げの低下が著しいようです。原因として野球離れが挙げられていますが、心配ではありませんか? 私は野球やソフトボールが好きですが、だからと言って他のスポーツに価値がないとは思いません。ただし、子供にとって野球やソフトボールほど有益なスポーツは無いと思っています。少なくともャッチボールくらいは必ずやらせるべきだと思っていますが如何でしょう? 人間の能力で特に重要なのは手を使うことです。原始人が他の動物との戦いで優位に立ったのは、棒を振り回す能力と投石能力でしょう。次いで槍投げだったでしょう。特に、投げると言う能力により、危険な動物の接近を防ぎ、獲物を遠距離から仕留めることができたのです。 このように重要な物を投げる能力を使うスポーツが少ないのは意外なことです。その意味で、野球やソフトボールは世界中に広める価値が有ると思っています。そして、最低限、子供たちにはキャッチボールをさせたいです。 キャッチボールは投げることと捕ることから成り立っています。捕ることも人間特有の能力です。また、キャッチボールはコミュニケーションでもあります。足で蹴り合うサッカーより、手で弾きあうバレーボールより、コミュニケーションの要素が大きいと思います。 さらに、野球やソフトボールは特に日本人に向いています。日本人は昔から手先が器用だと言われています。その職人技は世界に冠たるものが有ります。そう言う日本人の特徴は野球やソフトボールに向いていると思います。 下半身を使わないスポーツは有りませんが、手の能力をフルに使うスポーツは意外に少ないのです。テニスやバドミントンのようにラケットを掴んで振るスポーツは有ります。ハンドボールのようにボールを掴んで投げるスポーツも有ります。しかし、野球やソフトボールのように非常に多様な形で手を使うスポーツは少ないです。