『いいエンジンがない』『いいエンジンが無かった』って、何故そうなるんですか? 私、とん

『いいエンジンがない』『いいエンジンが無かった』って、何故そうなるんですか?  私、とん

匿名さん

『いいエンジンがない』『いいエンジンが無かった』って、何故そうなるんですか? 私、とんと工学音痴で、文学とか社会学、歴史とかしか勉強して来なかったんで、疑問なのですが、 よく様 々な歴史物や時事物に、いいエンジンがないって話題があります。
車でも、オートバイでも、飛行機でも、ロケットでも、SLでも、船でも、潜水艦でも、戦車や建設重機やトラクターなんかでも、でて来ます。
もちろん、日本だけじゃなくて、世界中で、 レースや開発競争や戦争の話であります。
どうしていいエンジンがないって話題が豊富なんですか? これは、他の国やチームと比較して、順繰りで常にどこかで発生してるからなんでしょうか? それとも、いいエンジンがない方は、ずっと一方的にない状態だから、そうなるんでしょうか? 最近は韓国とか中国の人のニュースでも沢山出ていますが、日本も結構、話題があります。

単純な話でして。
昔はコンピューターシミュレーションが無いから、エンジンの設計には物凄く時間がかかりました。
例えば内燃機関の場合、エンジンの仕様を決めて、単気筒モデルを作って試験し、さらに仕様通りの気筒数作って試験する。
それで調子が悪いと、ひたすら部品を作り直す。
コンピューターシミュレーションで最適な形状が出せる訳では無いから、いちいち作る訳です。
しかも、コンピューターどころか電卓も無い時代には、様々な計算すら激務になります。
膨大なお金がかかります。
そのため、遥か昔に完成させた古いエンジンがいつまでも使われたり、その古いエンジンの気筒数を増やしたり、一気筒あたりのパワーが増えるようにしたり。
つまり、まあ、既存のエンジンの改造で乗り切ろうとする訳です。
だからまあ、24気筒とか28気筒とか整備が大変なエンジンが作られたりします。
また、 ●燃料事情 →一気筒あたりのパワーを上げるにはハイオクが必要だが、戦争中の日独伊には無い。
●冶金工学 →欧州では、錬金術が流行った頃から連綿と研究が続けられていたが、第一次大戦に負けたドイツでは研究が途絶え、第二次大戦の開戦時には他の欧米諸国に差をつけられていた。
錬金術が流行らなかった日本は、明治維新後に欧米から買い付けた物を研究して同等品が作れないか研究しており、やはり後追い状態だった。
→もう1つ。
国産の鉄鋼の生産量より消費量が多かった日本では、屑鉄を輸入して不足を補っていた。
しかし、屑鉄にはどうしても、鉛や亜鉛、銅などの不純物が混ざる。
そのため、工学的にベストな材質を見つけても、製品がその通り作れない問題があった。
●レアアース不足 →鋼に混ぜると熱振動に強くなるレアアースとか、戦争前に禁輸措置がされちゃうんで、産出国とパイプが無いと足りなくなる。
だから、ターボやジェットエンジンを作るのに苦労する訳。
なお、ニッケルは鋼に粘り強さを出すのに必要だが、これは海軍の艦艇を頑丈に作るのに大量に必要で、結果的に他の用途の分が足りなくなる場合もあった。
そのため、既存のエンジンをスーパーチャージャーやターボチャージャーでパワーアップ出来ないって問題が生じる。
→もう1つ。
旋盤やフライス盤の刃先に必要なタングステンが不足すると、歯車など削り出しで作る部品の製造でどうしても手抜きしなきゃならなくなり、他国なら作れる物が作れないってことになる。
●リソース不足 →上記の通り、昔はいちいち部品を作り替えながらテストを繰り返していた。
だから、新型の試作のために腕の良い職工の手が必要になる。
しかし、そう言う人は既存品の生産でもキーマンだったりするから、戦時下で既存品の生産を増やすと新型の開発が停滞する。
なお、設計技師も既存品のマイナーチェンジ要求に追われ、並走作業の激務になる。
●実用不可能 →エンジン単体で性能が出ても冷えないとか、運用環境に耐えないとかで結局使えない場合がある。
と言った感じです。
で、日本の場合、1980年代に国際的なモータースポーツに打って出た時に、欧州の強力なメーカーに対向すべく、徹底的にコンピューターシミュレーションを発展させます。
また、レーサーやテストドライバーのフィーリングより正確なフィードバックを得るためにテレメトリーを使います。
従って、80年代半ばにはいちいち実際に部品を作り替えながらモデルを作るなんてしなくなった訳です。
しかし、それにはそれ以前の蓄積があればこそとなります。
つまり、真面目に単気筒モデルを開発して得たノウハウを蓄積してこそ、コンピューターシミュレーションが出来る訳で、コンピューターを買えばソフトがついてくるなんて物とは違います。

重機に関する回答

【動画】車・バイクニュース

【動画だから100倍楽しめる】YouTube車・バイク動画(すべて見る)

見て楽しむニュース

【動画だから100倍楽しめる】見て楽しむ車・バイクニュース(すべて見る)

【速報】車・バイクニュース

完全無料で話題の車・バイクニュースがすぐに読める(すべて見る)

【話題】今話題の動画

SNSで1000いいね!以上の話題の動画(すべて見る)

この質問に答えてみる

『いいエンジンがない』『いいエンジンが無かった』って、何故そうなるんですか?  私、とん

匿名さん

『いいエンジンがない』『いいエンジンが無かった』って、何故そうなるんですか? 私、とんと工学音痴で、文学とか社会学、歴史とかしか勉強して来なかったんで、疑問なのですが、 よく様 々な歴史物や時事物に、いいエンジンがないって話題があります。
車でも、オートバイでも、飛行機でも、ロケットでも、SLでも、船でも、潜水艦でも、戦車や建設重機やトラクターなんかでも、でて来ます。
もちろん、日本だけじゃなくて、世界中で、 レースや開発競争や戦争の話であります。
どうしていいエンジンがないって話題が豊富なんですか? これは、他の国やチームと比較して、順繰りで常にどこかで発生してるからなんでしょうか? それとも、いいエンジンがない方は、ずっと一方的にない状態だから、そうなるんでしょうか? 最近は韓国とか中国の人のニュースでも沢山出ていますが、日本も結構、話題があります。

※未入力の場合「乗り物好き」として匿名で回答できます。







※未入力可能

全角10文字以上4000文字以内